恭喜my family剧组
恭喜二宫和也
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まずは、主演男優賞おめでとうございます。

ありがとうございます。併せて「マイファミリー」で作品賞、助演男優賞、監督賞、脚本賞に輝いて5冠ということで。スタッフの皆さん、そして(助演男優賞を受賞した)濱田岳くん…おめでとうございます。やはり順位が高ければ高いほどうれしいですし、そして何より多くの読者の方が“評価をしてみよう!”と思ってくださって、なかでも「マイファミリー」に興味を持って“一票投じてみよう!”と思ってくださったことが大きなことなんじゃないかな、って思います。

「マイファミリー」はオリジナル作品。当然ながら視聴者はラストを知らず、各話の放送後には真犯人に対する考察がSNSで熱く語られました。

“犯人は誰かな?”って推理しながら多くの方が楽しんでくださっていたと私も聞いていました。それだけに撮影は大変でしたよ(笑)。特にロケね。鈴間(藤間爽子)とか急に出てくる人もいるもんだから、そのケアとか(笑)、ロケ撮影を街行く人にバレちゃいけないとかね。

ちなみに、僕は犯人が誰か最初から知っていました。かと言って、いつもと違う作り方をしたかといえば、それは特になかったかな。真犯人に対して、温人は何の思い入れもないわけで。そこにどう整合性を持たせて、どうやって高めていくか…それくらいかな。

温人の感情を各話でどこまで出すか、演出の平野(俊一)さんが考えてうまくハンドリングしていただきました。だから、僕はつらいとか大変とかはなくて。全体像を見ながら「ここまでやると、視聴者の方は驚くかな?」なんて考えてやってみて、それで問題はないか平野さんがチェックしてくれて…温人を演じることは楽しかったですよ。苦労があったとすれば、それはやっぱり、最終回の玉木宏さんじゃないですか(笑)。

真相の説明…タマキン、あのシーンは大変だったよなぁ(笑)。本当は、もっと温人にセリフあったんですよ。だけど、あそこは真犯人と東堂(濱田)のどちらも関係性の深い葛城(玉木)が語るべきだなと。僕はそう思ったので、監督と前々から相談して、温人のセリフは結構削ってもらったんですよね。

真犯人の動機は、おっしゃっていたとおり、温人としては思い入れがあるものではありませんでしたね。

そう。温人が受けた被害は、本質からの余波でしかないから。東堂さえ無事に捕まってくれたらそれでいい。だから、裏では葛城さんの誠意として、東堂に伝えられている設定でした。温人もその場にいて、気にはなっていたけど、温人にとっては「病院に運ばれた未知留(多部未華子)とお腹の子供が無事生まれてくれるだろうか」「東堂が今、どういう状態でいるのか」の方が重要でした。弁護士である三輪(賀来賢人)は東堂に会えるけど、温人は会えないから。

そういう細かい変更を重ね、「マイファミリー」というタイトルと合致し、しっくりくる最終回になったんじゃないかなって思います。

助演男優賞には濱田岳さんが選ばれました。まさに迫真の演技でしたが、二宮さんは共演者としてどのように感じていましたか?

評価されるべく、すごいお芝居をされていたと思いますね。僕は岳とは2回目の共演でしたが、岳とのお芝居はやりやすいです。それは岳も…賀来くんも多部ちゃんもそうなんだけど、引き算の芝居をする人たちだからかなと思っています。

お芝居する人の中でも、引き算の芝居をする人たちとの共演は僕はとてもやりやすくて。それを集団芸として…芝居の価値観が近い者同士でやれた印象がありますね。群像の勝利ですよね。

先ほどのお話でもあった、“最終回のここは葛城が言うべき”“それなら温人を削るべき”というような引き算が、他の役者さん同士でもうまく合致するようなチームワークだったんですね。

そうだったと思います。台本にビックリマークがあっても、叫ばなかったり。それぞれが視聴者の目線を持って、「ここまでやったらうるさいだろう」とか「これ以上出ない方がいいだろう」とそれぞれが考えてやっていた印象がありますよ。

“ここは(感情を)持っていきにくいな”って箇所はみんなで相談したり、逆に“さすがにここは出なきゃダメだろ”ってところで、プラスする方が大変だったりして。

皆さんで相談や提案しあいながら進めていったんですね。

そうですね。温人と未知留、東堂、三輪…誰か一人がぶっ飛んでいるってこともない現場で(笑)。みんな同じゾーンにいて、提案しあう現場でしたよ。だから「マイファミリー」と聞けば思い浮かぶのが、必ずしも主役の顔ではなく、もしあの4人がそろっているのであれば、それこそが我々の勝利だと。ホント、みんなうまかったなぁ!!

3人は30代前半で、40代入口の俺がいて、玉木くんが40代前半で…。世代的にも、大体その世代で戦えたっていうのは割と大きいことかなと思っています。うまく戦えたんじゃないかなぁ。粒ぞろいで、改めていい世代だなぁって思いました。

ドラマファンにとっても、「このキャストがいるなら、まず第1話を見てみよう」と思うような豪華キャストでした。

賞については、岳や俺とかが頂きましたけど、みんなでバランスを図って立体的な作品を作ることができた…総じて“良かった!”って思える作品です。

特に苦労したシーンはありましたか?

いろいろありますけど、例えばカメラ割りをするスタッフも含め、みんな大変だったかな?って思うのは“電話のシーン”ですね。本来であれば演出上、犯人の口元とか、入れたかっただろうなぁって(笑)。というのも、シーン数は多いのに、カットがほぼ変わらないのが犯人との電話シーンでしたからね。どうやってお客さんを退屈させないようにするか。それは本当にみんなが考えたことでした。

逆に、演じる上で楽しくてワクワクしたシーンは?

全部楽しいですよ(笑)。好きにやらせてもらっているんですから!

家族を命懸けで守る父親・温人の姿から、二宮さんの新たな魅力も感じられました。何億円も用意できて、わが子のために投げ打つ男…かっこいいですよね。

かっこよかったでしょ(笑)。ただ、手段はいろいろだろうけど、みんな温人と同じ決断するんじゃないかなぁ。

新たな一面だとか新境地に関しては、そこにあまり意識はなかったです。むしろ「練度の高い芝居がしたいな」と思っていました。それなりに経験を積んでいるメンツがここまで集まるってなかなかないことだから。そこで自分の新技を卸すよりも、自分が得意としているものをぶつけてみたいというか。

「マイファミリー」でこれだけすごいメンツと芝居できるってときに、一番やってみたかったのは“自分が今までやってきたことは、どこまで響くのか”。今回はそうでしたね。

このすごいメンツで、また何か作品を見たいと思うのはぜいたくでしょうか?

いや~、僕もやりたいですよ(笑)。

今期は「マイファミリー」を含め、リアルタイム配信に積極的な作品が多かったです。同時に、海外作品もドラマや映画を問わず日本で見られる環境が普及してきています。俳優の二宮さんとしては、国内外の作品や出演についてどのように感じていますか。

どうなんですかね。今は、僕らが向こうに行って演じるよりも、こっち(日本)で作った作品を持っていく時代なんじゃないのかな?

我々が日本でいいコミュニケーションを取りながら、高め合って、いい作品を作って。今回はたまたま我々が1位でしたけど、どの作品も同じように時間をかけてみんなで作った作品なんだと思います。その中で、今回、こうして同じように思いを持って「マイファミリー」に投票してくださった皆さま。本当にありがとうございました!

(取材・文=堀江純子)

第112届日剧学院赏:二宮和也获得主演男演员奖、「My Family」获得最优秀作品奖、濱田岳获得男配角奖、加上导演奖、剧本奖一共5连冠[鼓掌]
获奖感想:【一边推理一边享受 电视剧的外景拍摄很辛苦】
能够获得第112届主演男演员奖非常感谢。并且加上作品奖、男配角奖、导演奖、剧本奖也拿到了5连冠,工作人员的各位、还有濱田岳君,恭喜大家!果然排名越高就越开心呢,而且更重要的是读者的各位能想「评价一下这季的电视剧」在这其中对「My Family」有兴趣想要投一票给我们,这件事非常意义重大。「My Family」是原创作品,所以我听说有很多观众一边推理“谁是犯人呢”一边享受着,但是拍摄真的很辛苦(笑)特别是外景拍摄。因为有鈴間(藤間爽子)之类的突然出场的人,所以要顾及她们之类的(笑)不能暴露给路人。顺便一提我一开始就知道谁是犯人了。虽然这么说,要说和往常有什么不同,那倒是没什么特别的不同。对真正的犯人温人也么什么执念,所以只考虑了那个地方怎么样能消除矛盾...应该就这一点吧。温人的感情要流露到什么程度,平野(俊一)导演考虑了这一点,完美地控制住了。所以我不会觉得难受或者辛苦,能够一边纵观全局一边试着思考「演到这个程度大家会吃惊吧?」然后让平野导演检查有没有问题...很开心呢。
说到辛苦,那果然还是大结局的玉木宏先生吧(笑)。说明真相...タマキン,那个真的很辛苦呢(笑)其实温人应该有更多台词的。但是,这里应该是葛城(玉木)来阐述,所以很久之前就和导演商量了,削减了很多温人的台词。在那个场合,虽然也很在意真相,但是对温人来说他在意的是孩子是否能顺利出生,东堂(濱田岳)的状态怎么样了...这些更重要。像这样细微的变更重叠在一起,和「My Family」的标题契合,好好地构成了大结局。
作为得奖的回礼,接下来也继续带给大家有趣开心的作品...如果「是那个“My Family”剧组制作的作品!!」像这样的广告能播出就好啦

评委评论:以坚实的演技二宮和也第3次获奖
久违4年主演连续电视剧的二宮和也获奖。「能够感受到紧迫感和殊死拼搏的演技。成为关心家人的父亲的变化过程也非常真实」高超的演技再次获得认可。
(TV记者投票:第1;審査員投票:并列第1;读者投票:第3)

受賞歴
第67回(2010年10-12月)主演男優賞(最優秀作品賞:フリーター、家を買う。)
第59回(2008年10-12月)主演男優賞(最優秀作品賞:流星の絆)

まずは、主演男優賞おめでとうございます。

ありがとうございます。併せて「マイファミリー」で作品賞、助演男優賞、監督賞、脚本賞に輝いて5冠ということで。スタッフの皆さん、そして(助演男優賞を受賞した)濱田岳くん…おめでとうございます。やはり順位が高ければ高いほどうれしいですし、そして何より多くの読者の方が“評価をしてみよう!”と思ってくださって、なかでも「マイファミリー」に興味を持って“一票投じてみよう!”と思ってくださったことが大きなことなんじゃないかな、って思います。

「マイファミリー」はオリジナル作品。当然ながら視聴者はラストを知らず、各話の放送後には真犯人に対する考察がSNSで熱く語られました。

“犯人は誰かな?”って推理しながら多くの方が楽しんでくださっていたと私も聞いていました。それだけに撮影は大変でしたよ(笑)。特にロケね。鈴間(藤間爽子)とか急に出てくる人もいるもんだから、そのケアとか(笑)、ロケ撮影を街行く人にバレちゃいけないとかね。

ちなみに、僕は犯人が誰か最初から知っていました。かと言って、いつもと違う作り方をしたかといえば、それは特になかったかな。真犯人に対して、温人は何の思い入れもないわけで。そこにどう整合性を持たせて、どうやって高めていくか…それくらいかな。

温人の感情を各話でどこまで出すか、演出の平野(俊一)さんが考えてうまくハンドリングしていただきました。だから、僕はつらいとか大変とかはなくて。全体像を見ながら「ここまでやると、視聴者の方は驚くかな?」なんて考えてやってみて、それで問題はないか平野さんがチェックしてくれて…温人を演じることは楽しかったですよ。苦労があったとすれば、それはやっぱり、最終回の玉木宏さんじゃないですか(笑)。

真相の説明…タマキン、あのシーンは大変だったよなぁ(笑)。本当は、もっと温人にセリフあったんですよ。だけど、あそこは真犯人と東堂(濱田)のどちらも関係性の深い葛城(玉木)が語るべきだなと。僕はそう思ったので、監督と前々から相談して、温人のセリフは結構削ってもらったんですよね。

真犯人の動機は、おっしゃっていたとおり、温人としては思い入れがあるものではありませんでしたね。

そう。温人が受けた被害は、本質からの余波でしかないから。東堂さえ無事に捕まってくれたらそれでいい。だから、裏では葛城さんの誠意として、東堂に伝えられている設定でした。温人もその場にいて、気にはなっていたけど、温人にとっては「病院に運ばれた未知留(多部未華子)とお腹の子供が無事生まれてくれるだろうか」「東堂が今、どういう状態でいるのか」の方が重要でした。弁護士である三輪(賀来賢人)は東堂に会えるけど、温人は会えないから。

そういう細かい変更を重ね、「マイファミリー」というタイトルと合致し、しっくりくる最終回になったんじゃないかなって思います。

助演男優賞には濱田岳さんが選ばれました。まさに迫真の演技でしたが、二宮さんは共演者としてどのように感じていましたか?

評価されるべく、すごいお芝居をされていたと思いますね。僕は岳とは2回目の共演でしたが、岳とのお芝居はやりやすいです。それは岳も…賀来くんも多部ちゃんもそうなんだけど、引き算の芝居をする人たちだからかなと思っています。

お芝居する人の中でも、引き算の芝居をする人たちとの共演は僕はとてもやりやすくて。それを集団芸として…芝居の価値観が近い者同士でやれた印象がありますね。群像の勝利ですよね。

先ほどのお話でもあった、“最終回のここは葛城が言うべき”“それなら温人を削るべき”というような引き算が、他の役者さん同士でもうまく合致するようなチームワークだったんですね。

そうだったと思います。台本にビックリマークがあっても、叫ばなかったり。それぞれが視聴者の目線を持って、「ここまでやったらうるさいだろう」とか「これ以上出ない方がいいだろう」とそれぞれが考えてやっていた印象がありますよ。

“ここは(感情を)持っていきにくいな”って箇所はみんなで相談したり、逆に“さすがにここは出なきゃダメだろ”ってところで、プラスする方が大変だったりして。

皆さんで相談や提案しあいながら進めていったんですね。

そうですね。温人と未知留、東堂、三輪…誰か一人がぶっ飛んでいるってこともない現場で(笑)。みんな同じゾーンにいて、提案しあう現場でしたよ。だから「マイファミリー」と聞けば思い浮かぶのが、必ずしも主役の顔ではなく、もしあの4人がそろっているのであれば、それこそが我々の勝利だと。ホント、みんなうまかったなぁ!!

3人は30代前半で、40代入口の俺がいて、玉木くんが40代前半で…。世代的にも、大体その世代で戦えたっていうのは割と大きいことかなと思っています。うまく戦えたんじゃないかなぁ。粒ぞろいで、改めていい世代だなぁって思いました。

ドラマファンにとっても、「このキャストがいるなら、まず第1話を見てみよう」と思うような豪華キャストでした。

賞については、岳や俺とかが頂きましたけど、みんなでバランスを図って立体的な作品を作ることができた…総じて“良かった!”って思える作品です。

特に苦労したシーンはありましたか?

いろいろありますけど、例えばカメラ割りをするスタッフも含め、みんな大変だったかな?って思うのは“電話のシーン”ですね。本来であれば演出上、犯人の口元とか、入れたかっただろうなぁって(笑)。というのも、シーン数は多いのに、カットがほぼ変わらないのが犯人との電話シーンでしたからね。どうやってお客さんを退屈させないようにするか。それは本当にみんなが考えたことでした。

逆に、演じる上で楽しくてワクワクしたシーンは?

全部楽しいですよ(笑)。好きにやらせてもらっているんですから!

家族を命懸けで守る父親・温人の姿から、二宮さんの新たな魅力も感じられました。何億円も用意できて、わが子のために投げ打つ男…かっこいいですよね。

かっこよかったでしょ(笑)。ただ、手段はいろいろだろうけど、みんな温人と同じ決断するんじゃないかなぁ。

新たな一面だとか新境地に関しては、そこにあまり意識はなかったです。むしろ「練度の高い芝居がしたいな」と思っていました。それなりに経験を積んでいるメンツがここまで集まるってなかなかないことだから。そこで自分の新技を卸すよりも、自分が得意としているものをぶつけてみたいというか。

「マイファミリー」でこれだけすごいメンツと芝居できるってときに、一番やってみたかったのは“自分が今までやってきたことは、どこまで響くのか”。今回はそうでしたね。

このすごいメンツで、また何か作品を見たいと思うのはぜいたくでしょうか?

いや~、僕もやりたいですよ(笑)。

今期は「マイファミリー」を含め、リアルタイム配信に積極的な作品が多かったです。同時に、海外作品もドラマや映画を問わず日本で見られる環境が普及してきています。俳優の二宮さんとしては、国内外の作品や出演についてどのように感じていますか。

どうなんですかね。今は、僕らが向こうに行って演じるよりも、こっち(日本)で作った作品を持っていく時代なんじゃないのかな?

我々が日本でいいコミュニケーションを取りながら、高め合って、いい作品を作って。今回はたまたま我々が1位でしたけど、どの作品も同じように時間をかけてみんなで作った作品なんだと思います。その中で、今回、こうして同じように思いを持って「マイファミリー」に投票してくださった皆さま。本当にありがとうございました!

富野監督「ネタバレしても面白いのがG-レコなんだよ!」劇場版『Gのレコンギスタ IV』舞台挨拶イベントレポートhttps://t.cn/A6aEWQ4e
劇場版『Gのレコンギスタ IV』「激闘に叫ぶ愛」公開記念舞台挨拶付上映会が、本日7月23日(土)、東京・新宿ピカデリーで開催された。

舞台挨拶では、富野由悠季総監督をはじめ、ベルリ・ゼナム役の石井マークさん、アイーダ・スルガン役の嶋村 侑さん、マスク役の佐藤拓也さん、クリム・ニック役の逢坂良太さんが登壇。
7月22日(金)に公開され、はやくも話題となっている劇場版『G-レコ』第4部について、監督とキャストから本作にかける想いや最新のエピソードが披露されたほか、連続公開となる第5部への意気込みが語られたので、早速レポートしていこう。

なお、本記事は映画のネタバレを含んでいます。ネタバレが気になる方は、基本的な内容はそのままにネタバレをカットした【ネタバレ回避版】イベントレポートhttps://t.cn/A6aEWQ4D をご覧ください。
上映前に実施された今回の舞台挨拶。初めに石井さんが客席へ「もう第4部見たよ、って方いらっしゃいますか?」と投げかけると、多数の手が挙がった。公開2日目にして多くの人がリピーターとなっていることに感謝の意を表しつつ「今回初めて見る方もいらっしゃると思いますので、ネタバレほどほどにしつつ、この後楽しめるお話ができればと思っております」と挨拶すると、富野監督は「よくネタバレ、ネタバレと言われますが、僕の年代では(その感覚が)全くわかりません。ネタバレをしても面白いのが『G-レコ』なんだよ!」と返し、観客からは笑いと大きな拍手が沸き起こった。

石井さんと嶋村さんは、劇中でベルリとアイーダが持っているのと同じデザインの「Gメタルネックレス」をお揃いで着用。佐藤さんと逢坂さんは柄の異なる『G-レコ』Tシャツを着ており、富野監督は、ファンにはお馴染みの「Gマーク キャップ」を被って登壇した。
富野監督は「『G-レコはガンダムじゃない』と言い続けてきましたが、今着ているジャケットはガンダムです(笑)。なんでこうなったかと言うと、この『G-レコ』をもって(富野監督自身が)ガンダムを作らなくなるだろうから、このジャケットを着るチャンスは今回しかない、と思ったんです。あと、サンライズがバンダイナムコフィルムワークスに名前が変わっちゃったということで、このジャケットをプレゼントしてくれたバンダイナムコ系の方への営業的な意味もあります。大人はそんな忖度をします。そういう意味ではバカにしてくださって結構です(笑)」と笑顔を見せた。
いよいよ上映がスタートした今の気持ちを問われた嶋村さんは「実は昨日、映画館で『G-レコ』見てきました。(映画館で見ると)すごい迫力で、これをたくさんの人に一緒に見てもらえるんだな、ということに今すごくワクワクしています。みなさんぜひ感想を、ハッシュタグ#Gレコを付けてつぶやいてください」と答える。
佐藤さんも、観客が貴重な時間を使って映画館へ足を運び、見てもらえる本作を「幸せな作品」と評し、能動的に時間を作って見た人には「残るものがきっとある」と胸を張る。
逢坂さんは、第4部と第5部のアフレコを「本当につい最近録ったところ」と振り返り、熱も冷めやらぬまま公開になったことに驚きを表す。逢坂さんの言葉を受けて富野監督は「アニメの仕事をしていて、“ライブ感覚”を持つことは一生涯ないと思っていた」としながら、「(映画館のように)みんなで一緒に作品を見る場を作ることができるのが“芸能”の仕事だし、アニメは“芸能”の一部なんだということを実感させてもらっています。アニメの仕事をしていて、こういう舞台で、ライブ感覚のある機会を手に入れられたということで、心から感謝しています。(客席の)皆さん方がいらっしゃって来てくれたので、今、この雰囲気があるわけです。本当にありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。

続いて尋ねられた「注目して欲しいシーンやキャラクター」について、石井さんは、キア・ムベッキが操縦する大型モビルアーマー「コンキュデベヌス」のシーンを挙げる。TVシリーズから劇場版になり、メカの目の表現が追加されたことで、石井さんは「見ていて寂しくなっちゃった」と感想を漏らす。富野監督も「『寂しくなる』というのは、とてもよくわかる」と頷いていた。逢坂さんも、目の表現により「モビルスーツに感情が見える」とし、フォトン・トルピードを使った後のG-セルフの瞳がブルブルと震えていることに、ベルリの感情がシンクロしていると見出し、「機械のはずなのに感情を持っているように錯覚した」と、印象に残ったシーンを挙げていた。
嶋村さんは、ノレドのセリフが、ストーリーの本筋だけではなく、散りばめられた“世界のヒント”になっていることに気付いたと述べる。司会を担当した綾見有紀さんも、「第4部は、答え合わせのような言葉が出てくるシーンが多いですよね」と共感していた。
続いて富野監督へ、「本作では、ランニングや汗をかいて着替えるシーンなど“宇宙空間での身体性”を意識したと感じられるようなシーンが多いが、そのようなシーンはいかにして産み出されるのか?」との質問が投げかけられたが、監督は「身体性(の表現)ということではない」とバッサリ。
モビルスーツは人間が使う道具であり、道具にはそれを操縦する人がいる。宇宙空間でモビルスーツを使う場合、2~3時間で出入りすることは難しく、一度乗ったら半日は椅子に座っていなければならないことを想像して、コックピットの広さを考えるようになった。現代の戦闘機は、(監督曰く「今ヒットしている某ジェット戦闘機の映画を見てもわかる通り」)両手を広げられないほど狭く、その狭い空間では人は半日持たないことから、モビルスーツの大きさを改めて考えるようになった。身体性の表現が先にあったのではなく、「人が実際に道具として使うためにはどうするか?」を突き詰めていった結果、本作の表現に至ったと創作の過程を明かした。

また、富野監督作品の特徴とも言える戦闘中のセリフの応酬についても触れ、「説明をせずに描くことは簡単」で、リアリティで考えればそんな暇はないはずだと理解しながらも、たくさんのセリフを言わせていると説明。第4部の戦闘中のセリフは比較的短かめになっているが、第5部では「ひどく長くなってしまって反省していますので、(第5部を見た人に)袋叩きにあうことを覚悟しています。この5年間、ガンダムファンから“『G-レコ』はつまらない”と叩かれていますので、耐えることができます(笑)」と自虐すると、客席からは温かい大きな拍手が寄せられた。
富野監督は、自身の創作の姿勢について、G-セルフをデザインした安田 朗さんや、テーマソングアーティストのDREAMS COME TRUEに対して、総監督の権限で自分の意見を強制することもできるが、「それをした瞬間に“年寄りのたわごとのアニメ”になってしまう」と語る。そうしないための姿勢を、年齢が30違うスタッフの言うことも全て聞く、「売られた喧嘩は買って出る」と表現する。
DREAMS COME TRUEにテーマソングをお願いした際も、図抜けて良い楽曲が出来てきてしまい「これは困ったな」「悔しい」と感じたことを明かし、「第5部では(第1部から第4部までを踏まえて)“こういう使い方をしたのか!”という使い方になっていますが、これは第5部を観ないとわからない。だから“お前ら、見ろ!”(笑)」と冗談交じりにアピールしていた。

最後に富野監督からコメントがあり、大盛況のイベントは幕を閉じた。
「皆さんのご協力をいただきまして、昨日公開の第4部、そして2週間後に公開の第5部で『Gのレコンギスタ』は完結させていただきます。長い間ご支援いただきましてありがとうございました。どうぞ今後とも…とは言いづらいけれども、ぜひ『G-レコ』を末永く記憶の中に留めていただけたら嬉しく思います。本当にありがとうございました」


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