#kis-my-ft2# クズ芸術家・天然AD・チャラいPを名演! 新企画“フォーチュンドラマ“後編
Kis-My-Ft2が“真のカッコイイ男”になるために、“脱ブサイク”を目指してさまざまな難題にチャレンジする番組『キスマイ超BUSAIKU!?』。
9月14日(木)の放送は、ゲストに大久保佳代子、福田麻貴(3時のヒロイン)を迎え、新企画「フォーチュンドラマ あなたの未来、予言します。」の後編をお届けする。ゲスト2人の今後の人生がどうなるのか、今当たると評判の3人の占い師がズバリ予言。年間約30万人もの人が訪れる占いの館「愛梨」の人気占い師・SATOKO、独学で3万人以上のデータを研究し、多くの芸能人がこぞって相談する占い師・イヴルルド遙華、多岐にわたるジャンルで過去に占ってきた人数は5000人以上の横山ミルらがゲスト2人の「未来」を占う。占い師それぞれの情報をもとにドラマ化された「恋愛」「お金」「仕事」の3つのストーリーにキスマイメンバーが登場する新企画。今回は、前回の大久保佳代子に次いで福田の“未来”が占い師から伝えられる。今週のVTRドラマに登場するメンバーは、千賀健永、宮田俊哉、藤ヶ谷太輔。
◆キスマイ新コント劇場!?クズ芸術家・天然AD・チャラいP
まずは、今年すぐにでも訪れそうな予感があるという福田の「仕事」について、「強力な味方、強力な敵」という占いをもとにして、VTRで再現したのは藤ヶ谷。「福田さんしかいないんですよ~」と巧妙かつ軽快なトークを展開する口のうまいスーツに身を包んだ業界プロデューサーを演じている。藤ヶ谷は、次から次へ仕事の良い話を持ち込み、福田を仕事へと引き込んでいく。続けて、福田も気にしているという「恋愛」について、VTRに登場したのは、壮大な世界観を持つ“芸術家”を演じる千賀。福田の前に現れるなり、手取り足取り丁寧に教えながら福田の心へと侵入していく。恋に落ちた途端に変貌する芸術家のクズっぷりを千賀が見事に演じ切る。さらに、福田の恋愛に関する占いはとどまる事を知らず、メーンの職場でもあるテレビの現場において衝撃の未来が明かされる―。天然ながらも純粋なAD(アシスタント・ディレクター)役を演じるのは宮田。すごくいい人ではあるが、極度の天然要素を秘めたADとまさかの恋愛関係へと発展!?それぞれの占いVTRドラマを見終えた福田は「占いでは当たっているのに、ドラマで外している!」とキスマイにクレームを入れる。「もともと恋愛体質ではない」「出会いがある」など占い師からの数々の言葉に、福田も思わず「めちゃくちゃ当たっている…」と素直に感情を見せる。最後には「えっ!?」と声を上げた福田の期待に胸を膨らませる未来とは―。
占い師たちが予言する福田の未来に現れるかもしれない“要注意人物たち”をキスマイメンバーがコント調で演じる爆笑ドラマにご期待いただきたい。
コメント
二階堂高嗣
Q.「フォーチュンドラマ」の収録を終えて―
「ゲストに大久保佳代子さん、福田麻貴さんをお迎えしましたが、お二方とも“VTR(キスマイのドラマ)が邪魔だな”って(笑)。我々メンバーはVTRに賭けていたので、スゴく面白かったんですけどね…なんでだろう(笑)。新しい企画は占いを具現化して、それをコントチックに見せるという今まで見たことのないことに挑戦できてうれしかったです」
【番組概要】
『キスマイ超BUSAIKU!?』
<放送日時>
9月14日(木) 24時45分~25時15分
Kis-My-Ft2が“真のカッコイイ男”になるために、“脱ブサイク”を目指してさまざまな難題にチャレンジする番組『キスマイ超BUSAIKU!?』。
9月14日(木)の放送は、ゲストに大久保佳代子、福田麻貴(3時のヒロイン)を迎え、新企画「フォーチュンドラマ あなたの未来、予言します。」の後編をお届けする。ゲスト2人の今後の人生がどうなるのか、今当たると評判の3人の占い師がズバリ予言。年間約30万人もの人が訪れる占いの館「愛梨」の人気占い師・SATOKO、独学で3万人以上のデータを研究し、多くの芸能人がこぞって相談する占い師・イヴルルド遙華、多岐にわたるジャンルで過去に占ってきた人数は5000人以上の横山ミルらがゲスト2人の「未来」を占う。占い師それぞれの情報をもとにドラマ化された「恋愛」「お金」「仕事」の3つのストーリーにキスマイメンバーが登場する新企画。今回は、前回の大久保佳代子に次いで福田の“未来”が占い師から伝えられる。今週のVTRドラマに登場するメンバーは、千賀健永、宮田俊哉、藤ヶ谷太輔。
◆キスマイ新コント劇場!?クズ芸術家・天然AD・チャラいP
まずは、今年すぐにでも訪れそうな予感があるという福田の「仕事」について、「強力な味方、強力な敵」という占いをもとにして、VTRで再現したのは藤ヶ谷。「福田さんしかいないんですよ~」と巧妙かつ軽快なトークを展開する口のうまいスーツに身を包んだ業界プロデューサーを演じている。藤ヶ谷は、次から次へ仕事の良い話を持ち込み、福田を仕事へと引き込んでいく。続けて、福田も気にしているという「恋愛」について、VTRに登場したのは、壮大な世界観を持つ“芸術家”を演じる千賀。福田の前に現れるなり、手取り足取り丁寧に教えながら福田の心へと侵入していく。恋に落ちた途端に変貌する芸術家のクズっぷりを千賀が見事に演じ切る。さらに、福田の恋愛に関する占いはとどまる事を知らず、メーンの職場でもあるテレビの現場において衝撃の未来が明かされる―。天然ながらも純粋なAD(アシスタント・ディレクター)役を演じるのは宮田。すごくいい人ではあるが、極度の天然要素を秘めたADとまさかの恋愛関係へと発展!?それぞれの占いVTRドラマを見終えた福田は「占いでは当たっているのに、ドラマで外している!」とキスマイにクレームを入れる。「もともと恋愛体質ではない」「出会いがある」など占い師からの数々の言葉に、福田も思わず「めちゃくちゃ当たっている…」と素直に感情を見せる。最後には「えっ!?」と声を上げた福田の期待に胸を膨らませる未来とは―。
占い師たちが予言する福田の未来に現れるかもしれない“要注意人物たち”をキスマイメンバーがコント調で演じる爆笑ドラマにご期待いただきたい。
コメント
二階堂高嗣
Q.「フォーチュンドラマ」の収録を終えて―
「ゲストに大久保佳代子さん、福田麻貴さんをお迎えしましたが、お二方とも“VTR(キスマイのドラマ)が邪魔だな”って(笑)。我々メンバーはVTRに賭けていたので、スゴく面白かったんですけどね…なんでだろう(笑)。新しい企画は占いを具現化して、それをコントチックに見せるという今まで見たことのないことに挑戦できてうれしかったです」
【番組概要】
『キスマイ超BUSAIKU!?』
<放送日時>
9月14日(木) 24時45分~25時15分
矢野聖人(@masato_yano)
みんなもうSNS載せてたけど、先日キングオージャー「チーム30代」で遊んで来ました〜
もう出てないけど誘ってくれてありがとう皆んな
わんこそば130杯食べました。
そのあとお腹がちぎれそうで頭回らなかったです笑
爪の先からそばの匂いがしました笑笑
#キングオージャー
#佳久創
#加村真美
#千綿勇平
#長谷川かすみ
#矢野聖人
みんなもうSNS載せてたけど、先日キングオージャー「チーム30代」で遊んで来ました〜
もう出てないけど誘ってくれてありがとう皆んな
わんこそば130杯食べました。
そのあとお腹がちぎれそうで頭回らなかったです笑
爪の先からそばの匂いがしました笑笑
#キングオージャー
#佳久創
#加村真美
#千綿勇平
#長谷川かすみ
#矢野聖人
电子版采访也来一遍
メジャーデビューから6年、一層エネルギッシュなパフォーマンスで覚醒している、THE RAMPAGE。
現在は、5度目となるアリーナツアーの真っ只中。16人グループの中でボーカルを務めるRIKUさんは、その熱い歌声で会場を沸かせている。
“肉好き”を公言する彼をお連れしたのは、由緒正しい鴨料理の名店。焼きたての鴨を堪能したあと、私生活から仕事まで、29歳のリアルを伺った。
1️⃣「鴨とワインのマリアージュって、こんな幸せな気持ちになるんですね」
出演者と店舗のマッチングが100%と言っていい撮影だった。RIKUさんが筋金入りの鴨好きだったからだ。
「実は、ついこの間も自分で鴨せいろを作って食べたんですよ。スーパーで鴨を買って低温調理をして、鴨だしと鰹昆布だしをブレンドしてつゆも作りました。
体づくりはトレーニングも大事ですけど、一番は食事。鴨は高タンパクで低脂肪なのでよく食べますね」
実食すると、「本当に幸せです。もう将軍になった気持ち(笑)。取材が終わったら(武知)海青とかに連絡して“出合ってしまった”と伝えます」と口にする。
この鴨は誰と一緒に食べたいか聞くと、答えはメンバーかと思いきや、「まずはここにいるスタッフさんたちと。僕だけ食べてズルいですから」と優し過ぎる。
麻布十番に来たのは久しぶりだが、デビュー当時の思い出の街だとか。
「デビューして2〜3年は一ノ橋の交番近くでレコーディングをしていたのでよく来ていました。当時は自分たちでの電車移動。ボーカル3人で寮を出て地下鉄に乗り、六本木で乗り換えて麻布十番駅まで。
3人とも歌唱力が未熟でレコーディングに時間がかかってしまい、ようやく終わった後にディレクターが近くのラーメン屋さんでご馳走してくれたのがいい思い出です。
夏は駅まで汗だくになって歩き、電車で涼んで、スタジオまでまた汗ばんでという記憶。近くのコンビニではいつもフライドチキンを買っていましたね」
2️⃣物理的な距離を、心の距離とイコールにしたくない
数年経ち、今は鴨とワインのマリアージュを知る29歳に。
普段の外食は個室が多くなったが、地元の友達と下北沢でハシゴ酒をして相席になった客と乾杯なんて夜もある。
外食も楽しみつつ、基本は自炊。最近では鯖の味噌煮や豆腐入りハンバーグを作ったという。
メンバーとも互いの家を行き来して料理を楽しむ。
「少し前に海青の家ですき焼きパーティをしました。その時いたのは(神谷)健太とやましょー(山本彰吾)。
海青がいい肉を用意してくれたので、僕と健太はちょっといいウイスキーを持っていき、割り下はやましょーが手際よく作ってくれました」
ライブ直前はアスリートの食生活だ。「本番4時間前までにお米とたまごと鶏肉とサラダといった栄養価の高い固形物を摂り、以降は水分だけ」と、1回で体重が2キロ落ちるほどハードなライブに備える。
加えて格闘技にジョギング、自重トレーニングを行い、8割以上のハイパワーの持続を目指す。そうして備えても、稼働が大きい、とあるパーツの筋肉痛は防げない。
「ファンのみなさんを煽る時は、手を上げて動かすので、実は背中が1番重要。ライブが終わった後の筋肉痛も背中が一番きついです。
ただ大きく煽ればいいわけではなく、自分が一番後ろの席にいたらどう見えるかを意識して動きます。
僕は学生時代、親にEXILEの大きな会場のライブに連れて行ってもらっていて、あの時の端からの景色を知っているからこそ、最前列も後ろの席も同じように楽しんでいただきたい。
物理的な距離を心の距離とイコールにしたくないんです。だから分かりやすく動き、分かりやすく歌うことを心がけています」
昔、遠くから見た憧れのワンシーンが鮮明に残っているから、逆の立場になった時に広い視野でみんなを見ることができる。
元は歌が好きなファンのひとり。少年時代、歌詞カードがぐちゃぐちゃになるまで真似して歌っていた。
サッカー選手を夢見たこともあったが、周りがボーカルの可能性に気づかせてくれた。
「とにかく誰かの“夢”になりたかった。何かをして人を喜ばせたり笑わせたりするのが好きで、じゃあ自分は何なら人に喜んでもらえる可能性が高いかって考えていた中学2年生の頃。
カラオケに行ったら、友達が“RIKUって歌上手いよね”と褒めてくれました。採点ゲームも高得点が出る。
もしかして僕、人より歌うことに長けているのかなって子供ながらに思って、じゃあ本格的にやってみようとネットで調べて、動画で発声の真似を始めました。些細な言葉から前に進めました」
3️⃣「僕たちの“雑草魂”の強さは、LDH随一だと思います」
高校の文化祭では千人の前で歌い、2014年には遂にTHE RAMPAGEのメンバーに。
でも、すんなりスポットライトを浴びたわけではない。
「デビュー前は自分たちでビラを配ってフリーライブをやっても、5人しか来ない日もありました。
デビューしても寮時代、プロのアーティストとして1番忙しくあるべき年末年始にお仕事がなくて、先輩方がテレビの音楽番組で活躍している姿を指をくわえて見ていただけ。
あの悔しさを絶対に忘れないようにしようと当時から話していたから、僕たちの“雑草魂”の強さはLDH随一だと思います。
だから、どこまでいっても満足することはないし、満足したら終わり。常に腹を空かしたハイエナのようでいないと(笑)」
ツアーで全国のアリーナを周る今もストイックな姿勢は揺るがない。
「エンターテインメントはそれぐらい極めていくことに貪欲でないといけないと思うし、ライブを何度も見てくださる方に、お会いする度に強く大きく進化した姿で再会するのが、僕らプロのアーティストの筋。
そこに向かって頑張るエネルギーをくれるのもRAVERS(ファンネーム)であって、本当に素敵な関係を築けていると感謝しかないです。
だから、会場にいる全員が同じ満足度で帰るのは難しいことかもしれないですけど、不可能で終わらせないのがTHE RAMPAGEですよっていう感じです。絶対やってやるんだって気持ちで、僕らは舞台に立っています」
今号のタイトルは「麻布十番の熱気」だが、改めてベストな巡り合わせであった。
RIKUさんの熱気はこれからも冷めることはないだろう。貪欲さというガソリンを絶やさず、同じく熱い仲間とファンが味方でいるからだ。
■プロフィール
RIKU 1994年生まれ、埼玉県出身。2014年にTHE RAMPAGEのメンバーとなり、2017年にメジャーデビュー。この8月2日に「Summer Riot~熱帯夜~ / Everest」が両A面シングルとして発売された。和太鼓演奏グループDRUM TAOとのコラボ、ワイルドなヒップホップと異なる個性で魅了する。
■衣装
ジャケット 115,500円〈タリアトーレ/トレメッツォ TEL:03-5464-1158〉、シャツ 55,000円、パンツ 53,900円〈ともにピーティートリノ/PT JAPAN TEL:03-5485-0058〉、その他スタイリスト私物
メジャーデビューから6年、一層エネルギッシュなパフォーマンスで覚醒している、THE RAMPAGE。
現在は、5度目となるアリーナツアーの真っ只中。16人グループの中でボーカルを務めるRIKUさんは、その熱い歌声で会場を沸かせている。
“肉好き”を公言する彼をお連れしたのは、由緒正しい鴨料理の名店。焼きたての鴨を堪能したあと、私生活から仕事まで、29歳のリアルを伺った。
1️⃣「鴨とワインのマリアージュって、こんな幸せな気持ちになるんですね」
出演者と店舗のマッチングが100%と言っていい撮影だった。RIKUさんが筋金入りの鴨好きだったからだ。
「実は、ついこの間も自分で鴨せいろを作って食べたんですよ。スーパーで鴨を買って低温調理をして、鴨だしと鰹昆布だしをブレンドしてつゆも作りました。
体づくりはトレーニングも大事ですけど、一番は食事。鴨は高タンパクで低脂肪なのでよく食べますね」
実食すると、「本当に幸せです。もう将軍になった気持ち(笑)。取材が終わったら(武知)海青とかに連絡して“出合ってしまった”と伝えます」と口にする。
この鴨は誰と一緒に食べたいか聞くと、答えはメンバーかと思いきや、「まずはここにいるスタッフさんたちと。僕だけ食べてズルいですから」と優し過ぎる。
麻布十番に来たのは久しぶりだが、デビュー当時の思い出の街だとか。
「デビューして2〜3年は一ノ橋の交番近くでレコーディングをしていたのでよく来ていました。当時は自分たちでの電車移動。ボーカル3人で寮を出て地下鉄に乗り、六本木で乗り換えて麻布十番駅まで。
3人とも歌唱力が未熟でレコーディングに時間がかかってしまい、ようやく終わった後にディレクターが近くのラーメン屋さんでご馳走してくれたのがいい思い出です。
夏は駅まで汗だくになって歩き、電車で涼んで、スタジオまでまた汗ばんでという記憶。近くのコンビニではいつもフライドチキンを買っていましたね」
2️⃣物理的な距離を、心の距離とイコールにしたくない
数年経ち、今は鴨とワインのマリアージュを知る29歳に。
普段の外食は個室が多くなったが、地元の友達と下北沢でハシゴ酒をして相席になった客と乾杯なんて夜もある。
外食も楽しみつつ、基本は自炊。最近では鯖の味噌煮や豆腐入りハンバーグを作ったという。
メンバーとも互いの家を行き来して料理を楽しむ。
「少し前に海青の家ですき焼きパーティをしました。その時いたのは(神谷)健太とやましょー(山本彰吾)。
海青がいい肉を用意してくれたので、僕と健太はちょっといいウイスキーを持っていき、割り下はやましょーが手際よく作ってくれました」
ライブ直前はアスリートの食生活だ。「本番4時間前までにお米とたまごと鶏肉とサラダといった栄養価の高い固形物を摂り、以降は水分だけ」と、1回で体重が2キロ落ちるほどハードなライブに備える。
加えて格闘技にジョギング、自重トレーニングを行い、8割以上のハイパワーの持続を目指す。そうして備えても、稼働が大きい、とあるパーツの筋肉痛は防げない。
「ファンのみなさんを煽る時は、手を上げて動かすので、実は背中が1番重要。ライブが終わった後の筋肉痛も背中が一番きついです。
ただ大きく煽ればいいわけではなく、自分が一番後ろの席にいたらどう見えるかを意識して動きます。
僕は学生時代、親にEXILEの大きな会場のライブに連れて行ってもらっていて、あの時の端からの景色を知っているからこそ、最前列も後ろの席も同じように楽しんでいただきたい。
物理的な距離を心の距離とイコールにしたくないんです。だから分かりやすく動き、分かりやすく歌うことを心がけています」
昔、遠くから見た憧れのワンシーンが鮮明に残っているから、逆の立場になった時に広い視野でみんなを見ることができる。
元は歌が好きなファンのひとり。少年時代、歌詞カードがぐちゃぐちゃになるまで真似して歌っていた。
サッカー選手を夢見たこともあったが、周りがボーカルの可能性に気づかせてくれた。
「とにかく誰かの“夢”になりたかった。何かをして人を喜ばせたり笑わせたりするのが好きで、じゃあ自分は何なら人に喜んでもらえる可能性が高いかって考えていた中学2年生の頃。
カラオケに行ったら、友達が“RIKUって歌上手いよね”と褒めてくれました。採点ゲームも高得点が出る。
もしかして僕、人より歌うことに長けているのかなって子供ながらに思って、じゃあ本格的にやってみようとネットで調べて、動画で発声の真似を始めました。些細な言葉から前に進めました」
3️⃣「僕たちの“雑草魂”の強さは、LDH随一だと思います」
高校の文化祭では千人の前で歌い、2014年には遂にTHE RAMPAGEのメンバーに。
でも、すんなりスポットライトを浴びたわけではない。
「デビュー前は自分たちでビラを配ってフリーライブをやっても、5人しか来ない日もありました。
デビューしても寮時代、プロのアーティストとして1番忙しくあるべき年末年始にお仕事がなくて、先輩方がテレビの音楽番組で活躍している姿を指をくわえて見ていただけ。
あの悔しさを絶対に忘れないようにしようと当時から話していたから、僕たちの“雑草魂”の強さはLDH随一だと思います。
だから、どこまでいっても満足することはないし、満足したら終わり。常に腹を空かしたハイエナのようでいないと(笑)」
ツアーで全国のアリーナを周る今もストイックな姿勢は揺るがない。
「エンターテインメントはそれぐらい極めていくことに貪欲でないといけないと思うし、ライブを何度も見てくださる方に、お会いする度に強く大きく進化した姿で再会するのが、僕らプロのアーティストの筋。
そこに向かって頑張るエネルギーをくれるのもRAVERS(ファンネーム)であって、本当に素敵な関係を築けていると感謝しかないです。
だから、会場にいる全員が同じ満足度で帰るのは難しいことかもしれないですけど、不可能で終わらせないのがTHE RAMPAGEですよっていう感じです。絶対やってやるんだって気持ちで、僕らは舞台に立っています」
今号のタイトルは「麻布十番の熱気」だが、改めてベストな巡り合わせであった。
RIKUさんの熱気はこれからも冷めることはないだろう。貪欲さというガソリンを絶やさず、同じく熱い仲間とファンが味方でいるからだ。
■プロフィール
RIKU 1994年生まれ、埼玉県出身。2014年にTHE RAMPAGEのメンバーとなり、2017年にメジャーデビュー。この8月2日に「Summer Riot~熱帯夜~ / Everest」が両A面シングルとして発売された。和太鼓演奏グループDRUM TAOとのコラボ、ワイルドなヒップホップと異なる個性で魅了する。
■衣装
ジャケット 115,500円〈タリアトーレ/トレメッツォ TEL:03-5464-1158〉、シャツ 55,000円、パンツ 53,900円〈ともにピーティートリノ/PT JAPAN TEL:03-5485-0058〉、その他スタイリスト私物
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