#田岛芽瑠[超话]# 最后一封mail
标题:最後のめるメールです。
最後かー。寂しいね
ここで色んな事を半分こしてきたね。重たい気持ちも沢山送ったよね。いつも受け取ってくれてありがとう。この場所が1番落ち着く場所でした。
最初は自分の気持ちを正直に伝えるのがカッコ悪いって思ってて、悔しいとか悲しいとかそんな気持ちをなかなかみんなに共有できなかったけどいつからかメールなら言えるって事が増えてきて、いつの間にか吐き出せる場所になっていました。
それはきっとどんな時も私の気持ちを真っ直ぐに受け入れてくれるみんなが居てくれたからだよ。心を開けたのはみんなのおかげ。職業的にも人を信じるのに時間がかかる人だから変になんか色んなこと考えちゃうけどさ、みんなにはそういう感情が湧かなくてある意味ここだけは守られてる感じがしたんだよね。だからこそ言いたい事も言えるようになったしみんなならって信じられた。本当に救われてきました。私の心の支えだった。ありがとう^ ^
一緒に駆け抜けてきたよね。青春だったね。色んなところに行ったよね〜。思い出すと充実感半端じゃないねあっちこっちいって、何日間も続けて握手して、そしたらまたツアーで移動して、移動のスケジュールも一緒で、総選挙の時は一緒に選挙活動してメラメラピリピリしながら戦って祈って喜んで泣いて。とにかく必死だったね。必死だった10年間でした。みんなとだから必死になれた、私達だから乗り越えられたアイドル人生だったよ。私が悔しいって言ったら同じように悔しいって言ってくれて、私が頑張りたいって言ったら頑張ろうって一緒に戦ってくれて。そんな人達と出会える事って本当に奇跡だと思うんだ。HKT48に入ってよかったって思えるのはそんな仲間であり同士でありチームであり友達であり家族みたいなみんなと出会えたことです
私のレーンに並んでる人達が楽しそうにお話ししてる姿を見てなんだか昔を思い出してジーンとしました。
友達ができた人、恋人ができた人、結婚する人、家族ができた人、まだ言葉も話せないくらいちっちゃかった赤ちゃんが久しぶりに会ったら歩けるようになってたり、子供だった子が立派な学生になってたり、学生だった子が社会人になってたり、おじいちゃんがちゃんとおじいちゃんになってたり笑
それだけの月日を私達は一緒に過ごしてきたんだね。
私もそうだけどさちゃんと時間を重ねてきていて、その一瞬一瞬をみんなと過ごす事ができて幸せでした。
普通だったらありえないような日々なんだもん。アイドルって凄いよね。この絆はアイドルだからこそ結べたものだと思うから。
私を変えてくれたのはみんなだし、みんなの人生も私と出会ったことでいい意味で変化してくれてたら嬉しいな。きっとそうなんだろうなって卒業を通して感じました。
「私と出会えてよかった」「私を応援できて幸せだったよ」「出会ってくれてありがとう」「最高の推しメンです」「アイドルになってくれてありがとう」
卒業が決まってから今日までみんなが言ってくれた沢山のありがとうの言葉達。同じ事を私も同じよう思ってます。
出会ってくれてありがとう。好きになってくれてありがとう。
私にとってみんなは自慢で誇りです。芽瑠のファンはいいよねって言われる度にそうでしょう!って思ったし、いつだって私のファンの人達ってこんなに素敵な人ばかりなんだよ!って全世界に伝えたくてしょうがなかった
そしてそんなみんなが言ってくれる「これから」への言葉。頑張れって、女優田島芽瑠を楽しみにしてるからねって寂しさもあるけどそれ以上に私の夢を応援してくれて、背中を押してくれる。みんなカッコ良すぎでしょ!なんて最高の仲間達なんだ。なんでそんなに私の事を信じてくれるのよ!期待に応えるしかないじゃん!応えるけど!みんなの期待を超えるくらい嬉しい報告いっぱいしたいと思ってるけど!笑笑
みんなが私を信じてくれるから私もみんなを信じてたし、私達はお互いに思い合って生きてきたように感じます。特別な絆だよね本当。私達にしかできない、過ごせない10年間を歩めたね。
楽しかった?私はとっても楽しかったよ。
終わりよければ全てよしって言葉が好きなんだけど、本当にその通りで色んなことあったけどそれも含めてこうして最後の日に楽しかったー!ってスッキリとした気持ちで心から思える事は幸せなことだなって思います。本当にね、悔いも後悔もないの。やり残した事も一つもない!全部やり切れた!
みんなが安心して迎えられる卒業にしたいってずっと言ってたの。それが叶えられた事がとても嬉しくて、それだけでここまで頑張ってきて良かったと思えたよ。しかも願わくば次の日から活動したいって思ってた目標も達成できて、私が昔から描いてた理想の卒業を迎えられました。幸せなラストを迎えさせてくれてありがとう。
もうねありがとうの気持ちでいっぱいなのよ。
同じような事をいっぱい書いちゃった気がするけどありのまま今の気持ちを書き始めたら止まらなかった
さようならは言いません。またみんなには会える気がしてるから
これからも好きでいてください。好きでいてくれたら会えます。絶対に。だから私も好きでいてもらえるように頑張る!私結構寂しがりやだから離れないでね
あとあと生存確認ちゃんとしてね?笑
なる早でまたこういう場所を作れるように頑張るから!ファンクラブ待ってて!笑笑
吉祥寺ルーザーズの時も#田島芽瑠つけて沢山ツイートよろしくね!トレンド入りしたら最高
こういうお願いもいつもメールに書いてたからこれからどうしようって思っちゃうもんね笑
私の方がメール無くなるの無理すぎる。なる早だこれ。
やばいやばいそんなこんなしてたらあと1時間でアイドル終わっちゃう!笑
また会おうね!大好きだよ!幸せだったよ!最高だったよ!
みんなと出会えてほんとにほんとーーーーに幸せだった。
お互い健康には気をつけよーね!お互い頑張ろうね!明日からの新生活心配だろうけど頑張って生きるよ!笑
みんなの推しメンになれて幸せでした。
10年間たくさんの愛をありがとう。みんなと見た景色は一生忘れません。
大好き!
またね。
HKT48 田島芽瑠
标题:最後のめるメールです。
最後かー。寂しいね
ここで色んな事を半分こしてきたね。重たい気持ちも沢山送ったよね。いつも受け取ってくれてありがとう。この場所が1番落ち着く場所でした。
最初は自分の気持ちを正直に伝えるのがカッコ悪いって思ってて、悔しいとか悲しいとかそんな気持ちをなかなかみんなに共有できなかったけどいつからかメールなら言えるって事が増えてきて、いつの間にか吐き出せる場所になっていました。
それはきっとどんな時も私の気持ちを真っ直ぐに受け入れてくれるみんなが居てくれたからだよ。心を開けたのはみんなのおかげ。職業的にも人を信じるのに時間がかかる人だから変になんか色んなこと考えちゃうけどさ、みんなにはそういう感情が湧かなくてある意味ここだけは守られてる感じがしたんだよね。だからこそ言いたい事も言えるようになったしみんなならって信じられた。本当に救われてきました。私の心の支えだった。ありがとう^ ^
一緒に駆け抜けてきたよね。青春だったね。色んなところに行ったよね〜。思い出すと充実感半端じゃないねあっちこっちいって、何日間も続けて握手して、そしたらまたツアーで移動して、移動のスケジュールも一緒で、総選挙の時は一緒に選挙活動してメラメラピリピリしながら戦って祈って喜んで泣いて。とにかく必死だったね。必死だった10年間でした。みんなとだから必死になれた、私達だから乗り越えられたアイドル人生だったよ。私が悔しいって言ったら同じように悔しいって言ってくれて、私が頑張りたいって言ったら頑張ろうって一緒に戦ってくれて。そんな人達と出会える事って本当に奇跡だと思うんだ。HKT48に入ってよかったって思えるのはそんな仲間であり同士でありチームであり友達であり家族みたいなみんなと出会えたことです
私のレーンに並んでる人達が楽しそうにお話ししてる姿を見てなんだか昔を思い出してジーンとしました。
友達ができた人、恋人ができた人、結婚する人、家族ができた人、まだ言葉も話せないくらいちっちゃかった赤ちゃんが久しぶりに会ったら歩けるようになってたり、子供だった子が立派な学生になってたり、学生だった子が社会人になってたり、おじいちゃんがちゃんとおじいちゃんになってたり笑
それだけの月日を私達は一緒に過ごしてきたんだね。
私もそうだけどさちゃんと時間を重ねてきていて、その一瞬一瞬をみんなと過ごす事ができて幸せでした。
普通だったらありえないような日々なんだもん。アイドルって凄いよね。この絆はアイドルだからこそ結べたものだと思うから。
私を変えてくれたのはみんなだし、みんなの人生も私と出会ったことでいい意味で変化してくれてたら嬉しいな。きっとそうなんだろうなって卒業を通して感じました。
「私と出会えてよかった」「私を応援できて幸せだったよ」「出会ってくれてありがとう」「最高の推しメンです」「アイドルになってくれてありがとう」
卒業が決まってから今日までみんなが言ってくれた沢山のありがとうの言葉達。同じ事を私も同じよう思ってます。
出会ってくれてありがとう。好きになってくれてありがとう。
私にとってみんなは自慢で誇りです。芽瑠のファンはいいよねって言われる度にそうでしょう!って思ったし、いつだって私のファンの人達ってこんなに素敵な人ばかりなんだよ!って全世界に伝えたくてしょうがなかった
そしてそんなみんなが言ってくれる「これから」への言葉。頑張れって、女優田島芽瑠を楽しみにしてるからねって寂しさもあるけどそれ以上に私の夢を応援してくれて、背中を押してくれる。みんなカッコ良すぎでしょ!なんて最高の仲間達なんだ。なんでそんなに私の事を信じてくれるのよ!期待に応えるしかないじゃん!応えるけど!みんなの期待を超えるくらい嬉しい報告いっぱいしたいと思ってるけど!笑笑
みんなが私を信じてくれるから私もみんなを信じてたし、私達はお互いに思い合って生きてきたように感じます。特別な絆だよね本当。私達にしかできない、過ごせない10年間を歩めたね。
楽しかった?私はとっても楽しかったよ。
終わりよければ全てよしって言葉が好きなんだけど、本当にその通りで色んなことあったけどそれも含めてこうして最後の日に楽しかったー!ってスッキリとした気持ちで心から思える事は幸せなことだなって思います。本当にね、悔いも後悔もないの。やり残した事も一つもない!全部やり切れた!
みんなが安心して迎えられる卒業にしたいってずっと言ってたの。それが叶えられた事がとても嬉しくて、それだけでここまで頑張ってきて良かったと思えたよ。しかも願わくば次の日から活動したいって思ってた目標も達成できて、私が昔から描いてた理想の卒業を迎えられました。幸せなラストを迎えさせてくれてありがとう。
もうねありがとうの気持ちでいっぱいなのよ。
同じような事をいっぱい書いちゃった気がするけどありのまま今の気持ちを書き始めたら止まらなかった
さようならは言いません。またみんなには会える気がしてるから
これからも好きでいてください。好きでいてくれたら会えます。絶対に。だから私も好きでいてもらえるように頑張る!私結構寂しがりやだから離れないでね
あとあと生存確認ちゃんとしてね?笑
なる早でまたこういう場所を作れるように頑張るから!ファンクラブ待ってて!笑笑
吉祥寺ルーザーズの時も#田島芽瑠つけて沢山ツイートよろしくね!トレンド入りしたら最高
こういうお願いもいつもメールに書いてたからこれからどうしようって思っちゃうもんね笑
私の方がメール無くなるの無理すぎる。なる早だこれ。
やばいやばいそんなこんなしてたらあと1時間でアイドル終わっちゃう!笑
また会おうね!大好きだよ!幸せだったよ!最高だったよ!
みんなと出会えてほんとにほんとーーーーに幸せだった。
お互い健康には気をつけよーね!お互い頑張ろうね!明日からの新生活心配だろうけど頑張って生きるよ!笑
みんなの推しメンになれて幸せでした。
10年間たくさんの愛をありがとう。みんなと見た景色は一生忘れません。
大好き!
またね。
HKT48 田島芽瑠
练听力+巩固文法[笑cry]手打了一下今年卡缪solo专A版的特别评论轨台词~敬语照他学准没错(x
个人非常喜欢特别评论轨[抱一抱]没有这些解读对歌曲感情真的就不会那么深了…求以后出歌都出评论轨阿[悲伤]
(ps. 6分半钟说了将近2000字[允悲]辛苦他了…
——————
スペシャルコメント「Steward Dance」
ご機嫌よう、お嬢様。
QUARTET NIGHTのカミュでございます。
この度は、私のCDをお手に取っていただきまして、誠にありがとうございます。
皆様に仕える身として、これ以上ない幸せでございます。
既にお聞きの方はご理解頂けているかとは思いますが、楽曲について説明する機会ですので、僭越ながら、私の方からお話しさせてくださいませ。
今回は、貴方に仕える執事としての私。
つまり、アイドルとして活動している側面を歌にした「Steward Dance」について語っていきましょう。
タイトルにもある「Steward」は、そのまま、ずばり、「執事」という意味です。
そこに、「Dance」をつけることで、貴方にお仕えする楽しさを表現しています。
踊り出したくなるくらいの喜びを、音楽で伝えたかったのです。
私にとっては日常であり、お嬢様との関係はこれまでも、そしてこれからも変わらぬもの。
その気持ちを歌にすることで、より思いが強固になると考えました。
改めて形にすることで、お互いに気づくことも多いのではないでしょうか。
何気ないお茶のワンシーンさえも、特別なひとときにしたい。
そう、全てはお嬢様のために。
甘く楽しいティータイムをイメージした軽快で明るい楽曲は、私の歌うソロの楽曲としては珍しい曲調かと思います。
意外性という刺激が、時には必要ですからね。
歌詞については、お嬢様に捧げるに相応しい言葉を選びました。
貴方が如何に魅力的な人物かということを、従者の視点から描いております。
素晴らしい主人に仕えられることが、執事にとっては何よりの喜びなのです。
尊敬できる相手だからこそ、私もそれに恥じぬ振る舞いをと、常に自分を戒めております。
そして、何よりも楽しい時間をお過ごしいただけるように、お嬢様の趣味嗜好を理解し、心を尽してご奉仕することを約束します。
それは、私にしかできないことだという自負さえあります。
主人と従者、越えてはいけない絶対的な関係性がありつつも、私とお嬢様は、心の深い部分で繋がっています。
私はお嬢様のものであり、身も心も全て捧げています。
貴方のご命令とあらば、どんなことでもできるでしょう。
(笑) それは、執事としての使命感からだとお思いですか?
どう受け取るかはお嬢様のお気持ち次第ですが、私は一人の人間として、尊敬し、人生を賭ける意味があると信じているからこそ、此処にいるのです。
楽曲の仕上がりについては、お聞きになっていただくのが一番ですが、私のこだわりも少しだけお伝えしましょう。
アップテンポで弾むようなメロディーに合わせて、歌声も軽やかに、もちろん、執事としての気品を忘れてはいけません。
慌ただしくならぬよう、大切に歌い上げました。
力量を求められる楽曲は、それだけやり甲斐があります。
そして一番のポイントとなるのは、声質を変えて歌い分けをするパートでしょうか。
甘いだけではなく、時にはbitterに…
違うテイストが混ざることで、良いスパイスになっている。
そうであろう?愚民よ。
(笑) 驚かれましたか?
お嬢様はどちらの私がお好みなのでしょうか?
どちらも、か… まったく、わがままな奴め。
そうお思いになられると想定して、お嬢様が求めるものを形にした結果でございます。
楽曲だけではなく、ジャケットにもこだわりました。
執事らしさがビジュアルにも出るようにと、細やかな部分に気を遣っています。
首を少し傾げるようなポーズは、お嬢様にお伺いを立てている様を。
表情は執務に際する、いくばくかの緊張感をはらみつつも、微笑みを絶やさずに。
従者として、感情をあらわにしてはいけませんからね。
いつもの私らしい姿が撮れたと思います。
曲のモチーフにもなっているティータイムを休憩時間に楽しみました。
自宅から簡易ではありますが、ティーセット一式を持ち込み、お気に入りのスイーツも用意しました。
撮影はその時のコンディションが反映されやすいので、意外と効果があるものです。
最後に、皆様へのメッセージを。
どんな時も、冷静に振る舞うことを心がけてお仕えしていましたが、この曲を公開したことで、心の内ではこんなにも心を躍らせてお仕えしていることが明らかになってしまいました。
私としたことが…いけませんね…
頭では分かりつつも、貴方に知って欲しかったのかもしれません。
あっ、…いえ、これはこちらの話でございます。
お気になさらないでください。
お嬢様とは、今まで通り、変わらぬ関係でいられるよう、今後とも努めてまいりますので、よろしくお願いします。
愛という名の忠誠を捧げます、my precious.
では、また。
——————
这次评论轨歌曲解读真的做得好用心[悲伤]
从曲风 词 唱法 节奏 力度掌控 内心变化 声线变化 到 感情变化…还有封面摄影解读…就是活灵活现…qvq
每天听着他的歌&话语睡觉[悲伤]この上ない幸せです
(如果明天有时间应该会打ALL MY MISSION的qvq
个人非常喜欢特别评论轨[抱一抱]没有这些解读对歌曲感情真的就不会那么深了…求以后出歌都出评论轨阿[悲伤]
(ps. 6分半钟说了将近2000字[允悲]辛苦他了…
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スペシャルコメント「Steward Dance」
ご機嫌よう、お嬢様。
QUARTET NIGHTのカミュでございます。
この度は、私のCDをお手に取っていただきまして、誠にありがとうございます。
皆様に仕える身として、これ以上ない幸せでございます。
既にお聞きの方はご理解頂けているかとは思いますが、楽曲について説明する機会ですので、僭越ながら、私の方からお話しさせてくださいませ。
今回は、貴方に仕える執事としての私。
つまり、アイドルとして活動している側面を歌にした「Steward Dance」について語っていきましょう。
タイトルにもある「Steward」は、そのまま、ずばり、「執事」という意味です。
そこに、「Dance」をつけることで、貴方にお仕えする楽しさを表現しています。
踊り出したくなるくらいの喜びを、音楽で伝えたかったのです。
私にとっては日常であり、お嬢様との関係はこれまでも、そしてこれからも変わらぬもの。
その気持ちを歌にすることで、より思いが強固になると考えました。
改めて形にすることで、お互いに気づくことも多いのではないでしょうか。
何気ないお茶のワンシーンさえも、特別なひとときにしたい。
そう、全てはお嬢様のために。
甘く楽しいティータイムをイメージした軽快で明るい楽曲は、私の歌うソロの楽曲としては珍しい曲調かと思います。
意外性という刺激が、時には必要ですからね。
歌詞については、お嬢様に捧げるに相応しい言葉を選びました。
貴方が如何に魅力的な人物かということを、従者の視点から描いております。
素晴らしい主人に仕えられることが、執事にとっては何よりの喜びなのです。
尊敬できる相手だからこそ、私もそれに恥じぬ振る舞いをと、常に自分を戒めております。
そして、何よりも楽しい時間をお過ごしいただけるように、お嬢様の趣味嗜好を理解し、心を尽してご奉仕することを約束します。
それは、私にしかできないことだという自負さえあります。
主人と従者、越えてはいけない絶対的な関係性がありつつも、私とお嬢様は、心の深い部分で繋がっています。
私はお嬢様のものであり、身も心も全て捧げています。
貴方のご命令とあらば、どんなことでもできるでしょう。
(笑) それは、執事としての使命感からだとお思いですか?
どう受け取るかはお嬢様のお気持ち次第ですが、私は一人の人間として、尊敬し、人生を賭ける意味があると信じているからこそ、此処にいるのです。
楽曲の仕上がりについては、お聞きになっていただくのが一番ですが、私のこだわりも少しだけお伝えしましょう。
アップテンポで弾むようなメロディーに合わせて、歌声も軽やかに、もちろん、執事としての気品を忘れてはいけません。
慌ただしくならぬよう、大切に歌い上げました。
力量を求められる楽曲は、それだけやり甲斐があります。
そして一番のポイントとなるのは、声質を変えて歌い分けをするパートでしょうか。
甘いだけではなく、時にはbitterに…
違うテイストが混ざることで、良いスパイスになっている。
そうであろう?愚民よ。
(笑) 驚かれましたか?
お嬢様はどちらの私がお好みなのでしょうか?
どちらも、か… まったく、わがままな奴め。
そうお思いになられると想定して、お嬢様が求めるものを形にした結果でございます。
楽曲だけではなく、ジャケットにもこだわりました。
執事らしさがビジュアルにも出るようにと、細やかな部分に気を遣っています。
首を少し傾げるようなポーズは、お嬢様にお伺いを立てている様を。
表情は執務に際する、いくばくかの緊張感をはらみつつも、微笑みを絶やさずに。
従者として、感情をあらわにしてはいけませんからね。
いつもの私らしい姿が撮れたと思います。
曲のモチーフにもなっているティータイムを休憩時間に楽しみました。
自宅から簡易ではありますが、ティーセット一式を持ち込み、お気に入りのスイーツも用意しました。
撮影はその時のコンディションが反映されやすいので、意外と効果があるものです。
最後に、皆様へのメッセージを。
どんな時も、冷静に振る舞うことを心がけてお仕えしていましたが、この曲を公開したことで、心の内ではこんなにも心を躍らせてお仕えしていることが明らかになってしまいました。
私としたことが…いけませんね…
頭では分かりつつも、貴方に知って欲しかったのかもしれません。
あっ、…いえ、これはこちらの話でございます。
お気になさらないでください。
お嬢様とは、今まで通り、変わらぬ関係でいられるよう、今後とも努めてまいりますので、よろしくお願いします。
愛という名の忠誠を捧げます、my precious.
では、また。
——————
这次评论轨歌曲解读真的做得好用心[悲伤]
从曲风 词 唱法 节奏 力度掌控 内心变化 声线变化 到 感情变化…还有封面摄影解读…就是活灵活现…qvq
每天听着他的歌&话语睡觉[悲伤]この上ない幸せです
(如果明天有时间应该会打ALL MY MISSION的qvq
田中哲司×松田龍平が挑む伝説の舞台。ふた組の恋が今に何を響かせるか 『近松心中物語』キャストインタビュー【前編:忠兵衛&与兵衛】
初演は、42年前の1979年。戦後を代表する劇作家・秋元松代が、近松門左衛門の『冥途の飛脚』をベースに創作し、蜷川幸雄の演出で千回を超える上演が重ねられて、演劇界の金字塔と評された。その『近松心中物語』が、長塚圭史の演出で新たに立ち上がる。描かれるのは、境遇の違うふた組の男女の、心中へと追い詰められていく恋物語だ。今回はまず、その男側のふたりが登場。遊女・梅川を愛する忠兵衛役の田中哲司と、心中に憧れる妻・お亀に寄り添う与平衛役の松田龍平が、男の胸の内や、名作に挑む思いを語った。
哲司さんとの共演は「逆に警戒しています(笑)」(松田)
──舞台では、長塚圭史さん演出の『冒した者』(2013年)で共演経験のあるおふたりですが、お互いにどんな印象をお持ちですか。
田中 これはあくまでも僕の感覚なんですけど、役とか芝居へのアプローチの仕方が、僕とは全然違うところからくるなと思ったんです。芝居で絡んでみて気づいたのですが、独特のものがあってとても刺激になります。なので当時、ふたりで向かい合って座って長いセリフのやりとりをしたのが、すごく楽しかったんですよ。僕はあまりしゃべってなかったです(笑)。ほぼ龍平くんがしゃべってました。だから今回は、忠兵衛が与平衛に、梅川の身請けの手付金を借りに行くシーンでふたりでしゃべるので、そこが楽しみですね。
松田 『冒した者』ほんと楽しかったなぁ。あの舞台は今も自分の中に大きく残ってますね。哲司さんの佇まいとか、雰囲気に救われていました。実は、最後の通し稽古の途中、ふたりで向かいあってるシーンで、セリフが飛んじゃったんですけど、その時もめちゃくちゃスムーズに助けてもらって。
田中 そんなことあった? ちゃんと助けられた?
松田 はい(笑)。サラッと助けてもらったのを覚えてます。だから今回もまた助けてもらえるという安心感で、逆に、またセリフが出てこないみたいなことが起きるんじゃないかと思って、警戒してます(笑)。
「与平衛が龍平くんなので安心」(田中)
──前回共演されたのが三好十郎さんの戯曲で日本の名作でしたが、今回も伝説の舞台と言われているような名作ですね。
田中 この『近松心中物語』は、ニナガワカンパニーにいた僕にとっては、本当に敷居が高い作品です。本番の舞台を観たことはないのですが、やっぱり大きな存在なんですよね。しかも、その忠兵衛役をやるので、心して挑まねばならないなと思っています。ただ、与平衛が龍平くんなので安心であったりもします。ちょっと気弱な遊び人で、人に流される与平衛っていうのがすでに見えてくるので。今は、「よし、そっちは大丈夫だ、あとはこっちが頑張ればいい」という感じになれています。
松田 たくさんの人に愛されてる作品ですから、プレッシャーはありますが、面白くなるに違いないという期待を胸に、これから皆さんと作っていけたらと思っています。ただ、哲司さんが演じる忠兵衛の年齢が20代だって聞いて、大丈夫かなって、さっき話していたんですけど(笑)。
田中 (笑)。それを圭史くんに聞いて、そうか、若いから心中できるんだよな、若い命が散っていくから悲しいんだよなと思えるんです。当初それが頭になかったから、このまま稽古に入ってたら危ないところでした。だから、若さゆえっていうところを、動きとか感情の揺れで、ちゃんと出さなきゃいけないなと思いますね。それこそ歌舞伎でも有名な“封印切”のシーンなんかは、はっちゃけてウワーッと。
松田 オジサンが無理しちゃってる感じに見えないようにしないと(笑)。
田中 心中へ追い詰められる悲壮感にちゃんとつながるように演じなければと思っています。片や龍平くんの与平衛とお亀には、本当に笑える面白いシーンもあるよね。
松田 与平衛とお亀では温度差が面白いですよね。お亀は、与兵衛のことが好きで仕方ないと言う感じで、与兵衛は色々うんざりしちゃって、乞食にでもなって、自由に暮らすのも良いかもと思っていて。ふたりが心中に向かっていくところも、お亀のロマンチックモードに、なんとかついていってる感じで(笑)。 与平衛は心優しい真っ直ぐな男なんですけど、後先考えず「わかった」と言ってしまうんです。与兵衛は間違ったことはしていないように思うんだけど、なんか、ずれちゃってて。その感じがすごく魅力的なんですよ。
──ちなみに、それぞれのお相手となる、梅川役の笹本玲奈さん、お亀役の石橋静河さんの印象は?
田中 笹本さんは『ピーターパン』の主演でデビューされていて芸歴が長いですし。ミュージカル畑の方だから、どういう感じの芝居でこられるのか、ワクワクしてます。やっぱり思わぬものがきたほうが、予定調和よりも全然楽しいですからね。ふたりでどんなものが作れるか、本当に楽しみにしています。
松田 僕は石橋さんのことは、親の繋がりもあって小さい頃から知ってるんです。お亀と与兵衛も幼なじみなので、繋がるところがあるのは面白いですし、お芝居するのが楽しみです。
描かれていることは、今の時代とまったく変わらない(田中)
──身請けのお金が工面できない忠兵衛と、忠兵衛にお金を貸せる与平衛。この物語にはそうした境遇の違いが様々にあって、それを今の格差や貧富の問題につながるものとして描きたいと長塚さんはおっしゃっています。おふたりは、今にどんなものが届く芝居になると思われますか。
田中 ここに描かれていることは、今の時代とまったく変わらないですよね。忠兵衛は、何百両何千両のお金を扱う仕事をしていながら給料は少なくて、女のために使い込みを働いてしまう。だから、若さもそうですけど、遊女になるしかなかった梅川も含め、貧しいっていうことは強調して出していかないといけないなと思いますね。
松田 でも、現代で「心中」っていう言葉を聞くと、家族で無理心中。みたいなイメージがありますけど、この時代に、自由に恋愛をすることが出来なかった男女にとって「心中」は最後のチャンスだったのかもしれないですね。心中にポジティブ、みたいな(笑)。哲司さんは「心中」どうですか?
田中 絶対できない。だから、与平衛の感じはすごくわかります。お客さんも与平衛に共感する人が多いんじゃないかな。でも、龍平くんは、お亀の心臓を突かないといけない。そんなの一発で上手くいかないよね。
松田 なかなか死ねないみたいな(笑)。それ、芝居でやってみますか?
田中 稽古でやってみる価値はあるかも。笑いにならない程度に。
松田 圭史さんにすぐ「それいらないな」って言われそう(笑)。
──その長塚さんの演出は、いかがですか。
田中 厳しくもありやさしくもあり。
松田 圭史さんは鋭いんですよね、芝居してる時の気持ちが全部バレちゃう感じで。そうなると油断できないし、遅刻も出来ないし、話を聞いてないと怒られるからなー。
田中 そりゃそうでしょ(笑)。
松田 でも、今回嬉しいですね。これまで圭史さんとやった2作は、セットが椅子ばかりだったから(笑)。『冒した者』は音楽もなくて、すごい緊張感の中で芝居してたし。『イーハトーボの劇列車』は汽車の音を役者が奏でたり。今回はみんなで楽器で盛り上がったり、色々装置もあって。
田中 音楽もあるよ。それもスチャダラパーさんが作ってくれる音楽が。
松田 もうね、本当にありがたいです(笑)。
圭史さんの舞台をやると、また一歩踏み出すきっかけをもらえる(松田)
──松田さんにとって舞台出演は今回が5作目で、そのうちの3作が長塚さん演出の作品になりますが、舞台に出るときは何か決め手となるポイントがあるんでしょうか。
松田 舞台は大変ですよね。稽古を重ねて、本番が始まったら何があっても最後まで止まらないし。ちゃんとやり切れるのか、ビビっちゃいますね(笑)。でも、なんだかんだ、これはやらないと勿体ないぞっていう、そういう絶妙なタイミングで、いつも長塚さんに声をかけてもらってる気がしてます。
田中 しかも龍平くん、圭史くんの中でも大変な作品ばかりやってるよね。
松田 そうなんですね(笑)。でも、ほんと、稽古から本番にかけて、夢中になって。舞台を終えると、なんだか一歩踏み出せるような感じがあって。
──一方田中さんは、数え切れないほど舞台に出ておられます。その中でも、この作品はどんな存在になりそうでしょうか。
田中 僕も龍平くんと似たような、「これキツイなぁ。でもやるしかないよな」みたいなところはあります。
松田 ありますね。
田中 特に圭史くんは、大変な作品をやるときに声をかけてくれるので、ちょっと追い込まれる感じになるんですよね。『浮標』(2011年、12年、16年)も『冒した者』もそうでしたけど、その都度、この年齢になってもこういうことをクリアしなきゃいけないのかっていう気持ちになる。でも、これでまた大きくなれたらいいな、自信になればいいなと思ってやっています。だから今回も、あの忠兵衛をやれたんだ、55歳で20代の忠兵衛をやれたんだって(笑)、また自信になったらいいなと思っています。
初演は、42年前の1979年。戦後を代表する劇作家・秋元松代が、近松門左衛門の『冥途の飛脚』をベースに創作し、蜷川幸雄の演出で千回を超える上演が重ねられて、演劇界の金字塔と評された。その『近松心中物語』が、長塚圭史の演出で新たに立ち上がる。描かれるのは、境遇の違うふた組の男女の、心中へと追い詰められていく恋物語だ。今回はまず、その男側のふたりが登場。遊女・梅川を愛する忠兵衛役の田中哲司と、心中に憧れる妻・お亀に寄り添う与平衛役の松田龍平が、男の胸の内や、名作に挑む思いを語った。
哲司さんとの共演は「逆に警戒しています(笑)」(松田)
──舞台では、長塚圭史さん演出の『冒した者』(2013年)で共演経験のあるおふたりですが、お互いにどんな印象をお持ちですか。
田中 これはあくまでも僕の感覚なんですけど、役とか芝居へのアプローチの仕方が、僕とは全然違うところからくるなと思ったんです。芝居で絡んでみて気づいたのですが、独特のものがあってとても刺激になります。なので当時、ふたりで向かい合って座って長いセリフのやりとりをしたのが、すごく楽しかったんですよ。僕はあまりしゃべってなかったです(笑)。ほぼ龍平くんがしゃべってました。だから今回は、忠兵衛が与平衛に、梅川の身請けの手付金を借りに行くシーンでふたりでしゃべるので、そこが楽しみですね。
松田 『冒した者』ほんと楽しかったなぁ。あの舞台は今も自分の中に大きく残ってますね。哲司さんの佇まいとか、雰囲気に救われていました。実は、最後の通し稽古の途中、ふたりで向かいあってるシーンで、セリフが飛んじゃったんですけど、その時もめちゃくちゃスムーズに助けてもらって。
田中 そんなことあった? ちゃんと助けられた?
松田 はい(笑)。サラッと助けてもらったのを覚えてます。だから今回もまた助けてもらえるという安心感で、逆に、またセリフが出てこないみたいなことが起きるんじゃないかと思って、警戒してます(笑)。
「与平衛が龍平くんなので安心」(田中)
──前回共演されたのが三好十郎さんの戯曲で日本の名作でしたが、今回も伝説の舞台と言われているような名作ですね。
田中 この『近松心中物語』は、ニナガワカンパニーにいた僕にとっては、本当に敷居が高い作品です。本番の舞台を観たことはないのですが、やっぱり大きな存在なんですよね。しかも、その忠兵衛役をやるので、心して挑まねばならないなと思っています。ただ、与平衛が龍平くんなので安心であったりもします。ちょっと気弱な遊び人で、人に流される与平衛っていうのがすでに見えてくるので。今は、「よし、そっちは大丈夫だ、あとはこっちが頑張ればいい」という感じになれています。
松田 たくさんの人に愛されてる作品ですから、プレッシャーはありますが、面白くなるに違いないという期待を胸に、これから皆さんと作っていけたらと思っています。ただ、哲司さんが演じる忠兵衛の年齢が20代だって聞いて、大丈夫かなって、さっき話していたんですけど(笑)。
田中 (笑)。それを圭史くんに聞いて、そうか、若いから心中できるんだよな、若い命が散っていくから悲しいんだよなと思えるんです。当初それが頭になかったから、このまま稽古に入ってたら危ないところでした。だから、若さゆえっていうところを、動きとか感情の揺れで、ちゃんと出さなきゃいけないなと思いますね。それこそ歌舞伎でも有名な“封印切”のシーンなんかは、はっちゃけてウワーッと。
松田 オジサンが無理しちゃってる感じに見えないようにしないと(笑)。
田中 心中へ追い詰められる悲壮感にちゃんとつながるように演じなければと思っています。片や龍平くんの与平衛とお亀には、本当に笑える面白いシーンもあるよね。
松田 与平衛とお亀では温度差が面白いですよね。お亀は、与兵衛のことが好きで仕方ないと言う感じで、与兵衛は色々うんざりしちゃって、乞食にでもなって、自由に暮らすのも良いかもと思っていて。ふたりが心中に向かっていくところも、お亀のロマンチックモードに、なんとかついていってる感じで(笑)。 与平衛は心優しい真っ直ぐな男なんですけど、後先考えず「わかった」と言ってしまうんです。与兵衛は間違ったことはしていないように思うんだけど、なんか、ずれちゃってて。その感じがすごく魅力的なんですよ。
──ちなみに、それぞれのお相手となる、梅川役の笹本玲奈さん、お亀役の石橋静河さんの印象は?
田中 笹本さんは『ピーターパン』の主演でデビューされていて芸歴が長いですし。ミュージカル畑の方だから、どういう感じの芝居でこられるのか、ワクワクしてます。やっぱり思わぬものがきたほうが、予定調和よりも全然楽しいですからね。ふたりでどんなものが作れるか、本当に楽しみにしています。
松田 僕は石橋さんのことは、親の繋がりもあって小さい頃から知ってるんです。お亀と与兵衛も幼なじみなので、繋がるところがあるのは面白いですし、お芝居するのが楽しみです。
描かれていることは、今の時代とまったく変わらない(田中)
──身請けのお金が工面できない忠兵衛と、忠兵衛にお金を貸せる与平衛。この物語にはそうした境遇の違いが様々にあって、それを今の格差や貧富の問題につながるものとして描きたいと長塚さんはおっしゃっています。おふたりは、今にどんなものが届く芝居になると思われますか。
田中 ここに描かれていることは、今の時代とまったく変わらないですよね。忠兵衛は、何百両何千両のお金を扱う仕事をしていながら給料は少なくて、女のために使い込みを働いてしまう。だから、若さもそうですけど、遊女になるしかなかった梅川も含め、貧しいっていうことは強調して出していかないといけないなと思いますね。
松田 でも、現代で「心中」っていう言葉を聞くと、家族で無理心中。みたいなイメージがありますけど、この時代に、自由に恋愛をすることが出来なかった男女にとって「心中」は最後のチャンスだったのかもしれないですね。心中にポジティブ、みたいな(笑)。哲司さんは「心中」どうですか?
田中 絶対できない。だから、与平衛の感じはすごくわかります。お客さんも与平衛に共感する人が多いんじゃないかな。でも、龍平くんは、お亀の心臓を突かないといけない。そんなの一発で上手くいかないよね。
松田 なかなか死ねないみたいな(笑)。それ、芝居でやってみますか?
田中 稽古でやってみる価値はあるかも。笑いにならない程度に。
松田 圭史さんにすぐ「それいらないな」って言われそう(笑)。
──その長塚さんの演出は、いかがですか。
田中 厳しくもありやさしくもあり。
松田 圭史さんは鋭いんですよね、芝居してる時の気持ちが全部バレちゃう感じで。そうなると油断できないし、遅刻も出来ないし、話を聞いてないと怒られるからなー。
田中 そりゃそうでしょ(笑)。
松田 でも、今回嬉しいですね。これまで圭史さんとやった2作は、セットが椅子ばかりだったから(笑)。『冒した者』は音楽もなくて、すごい緊張感の中で芝居してたし。『イーハトーボの劇列車』は汽車の音を役者が奏でたり。今回はみんなで楽器で盛り上がったり、色々装置もあって。
田中 音楽もあるよ。それもスチャダラパーさんが作ってくれる音楽が。
松田 もうね、本当にありがたいです(笑)。
圭史さんの舞台をやると、また一歩踏み出すきっかけをもらえる(松田)
──松田さんにとって舞台出演は今回が5作目で、そのうちの3作が長塚さん演出の作品になりますが、舞台に出るときは何か決め手となるポイントがあるんでしょうか。
松田 舞台は大変ですよね。稽古を重ねて、本番が始まったら何があっても最後まで止まらないし。ちゃんとやり切れるのか、ビビっちゃいますね(笑)。でも、なんだかんだ、これはやらないと勿体ないぞっていう、そういう絶妙なタイミングで、いつも長塚さんに声をかけてもらってる気がしてます。
田中 しかも龍平くん、圭史くんの中でも大変な作品ばかりやってるよね。
松田 そうなんですね(笑)。でも、ほんと、稽古から本番にかけて、夢中になって。舞台を終えると、なんだか一歩踏み出せるような感じがあって。
──一方田中さんは、数え切れないほど舞台に出ておられます。その中でも、この作品はどんな存在になりそうでしょうか。
田中 僕も龍平くんと似たような、「これキツイなぁ。でもやるしかないよな」みたいなところはあります。
松田 ありますね。
田中 特に圭史くんは、大変な作品をやるときに声をかけてくれるので、ちょっと追い込まれる感じになるんですよね。『浮標』(2011年、12年、16年)も『冒した者』もそうでしたけど、その都度、この年齢になってもこういうことをクリアしなきゃいけないのかっていう気持ちになる。でも、これでまた大きくなれたらいいな、自信になればいいなと思ってやっています。だから今回も、あの忠兵衛をやれたんだ、55歳で20代の忠兵衛をやれたんだって(笑)、また自信になったらいいなと思っています。
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