2022なにわ男子的演员工作
21.12.30『99.9』(道枝駿佑)
1.9『必殺仕事人』(西畑大吾)
1.15『鹿楓堂』(大西流星)
1.20『となりのチカラ』(長尾謙杜)
2.11『HOMESTAY 』(長尾謙杜)
3.18『KAPPEI』(西畑大吾)
4月『金田一少年の事件簿』(道枝駿佑)
4月 『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』
(大橋和也)
6月 『メタモルフォーゼの縁側』(高橋恭平)
7.29『今夜、世界からこの恋が消えても』
(道枝駿佑)
年内公开『 この子は邪悪 』(大西流星)
21.12.30『99.9』(道枝駿佑)
1.9『必殺仕事人』(西畑大吾)
1.15『鹿楓堂』(大西流星)
1.20『となりのチカラ』(長尾謙杜)
2.11『HOMESTAY 』(長尾謙杜)
3.18『KAPPEI』(西畑大吾)
4月『金田一少年の事件簿』(道枝駿佑)
4月 『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』
(大橋和也)
6月 『メタモルフォーゼの縁側』(高橋恭平)
7.29『今夜、世界からこの恋が消えても』
(道枝駿佑)
年内公开『 この子は邪悪 』(大西流星)
【20220101冬婚repo】
KinKi Kidsが伝えたエンターテインメントへの思い
https://t.cn/A6JLSFPJ
今年、CDデビューから25周年を迎えたKinKi Kidsが、6年ぶりとなる元日の東京ドームコンサートを開催した。
1998年に初めて東京ドームでのライブを行ってから、今回で24回、公演回数は59回となり、自身の持つ「単独アーティストによる東京ドーム最多公演数」の記録を更新。そんなメモリアルなライブは、コロナ禍の影響もあり、ジャニーズでは異例のステージだった。
——キンキらしいやりとりに笑いも
舞台上には、ピンスポットが当たったグランドピアノ一台。1曲目「新しい時代」のイントロを弾き始めると2人が登場した。
曲終わりには、光一が「さて、新しい時代が始まりました。こうして急遽決まった我々のコンサートなんですけど、こんなにも来ていただいてありがとうございます」と挨拶。
そんな姿を横で見つめていた剛は、「まま、座れば?」と光一に言いながら先にイスに座り始めると、「君の家みたいな言い方しないでくれる(笑)」とツッコミ。キンキらしいやりとりに観客から笑いがこぼれた。
今回のライブは昨年11月に発表されてから、準備期間があまり取れないなかで進められた。結果的にピアノ一本で行うことに、光一は「ものすごい贅沢な使い方じゃないですか。今回はもうピアノ演奏者の園田さん頼りだからね」と笑いながら話すと、剛は「ただ我々も女性でいうと、ノーメイクの素顔に近い状態ですよ」とコメント。
プレッシャーを感じている様子を見せながらも、剛が「ピアノ1本だから、いつもとは違う歌に聞こえると思う。いかにプロだっていうところを見せますよ」と意気込む。その後、「to Heart」「スワンソング」をピアノアレンジのバージョンで披露した。
——コロナ禍でのライブエンターテイメントへの思い
MCでは、このライブの前日に同場所で2年ぶりに行われた「ジャニーズカウントダウンコンサート」の話題へ。
総合司会としてライブを盛り上げた2人。光一は、「やっぱり若いグループだとファンも若い子が多いじゃない。そういう若い子が思わず漏れ出ちゃう声を押さえながらも楽しんでる姿がとても素敵な空間でした」と話す。
これに剛は「こういう姿勢をもっと世の中の人に見てもらいたい。ほかのアーティストの人たちもやればやるほど、いろいろ言われたりするけど、一生懸命にやってるやんか。イメージが先行して言いたくなる気持ちは分かるけど、今を一緒に生きてるんだから、エンターテインメントを通して、1つになれている事実も知ってもらいたいと思う」と訴えた。
その一方で、「1グループの人数も多いからね、お年玉がえげつない。昨日だと我々が一番上になっちゃったから、そうなるじゃない。デビューしてない子達もいるからね。計算していく段階で、もうしんどかったよね」と剛が切り出すと、光一も「すんげー出費だった」と声を合わせて、年長グループの役割の大変さも笑いながら語っていた。
——コロナ禍で変わった「楽曲の響き方」
また、コロナ禍で自分たちの楽曲の響き方も変わってきたという。
「雪白の月」を歌い終えると、光一が「この曲が収録されたのはコロナ前だったけど、音楽や歌詞がすべてそこに寄り添っているように聞こえる部分があるよね」と感想を話すと、剛も「別れの曲でラブソングなんだけど、好きな人ほど近くにいけないとか、手を繋げないとか抱きしめられないとか。ラブソングのなかにあるそういうのが、不思議な響き方をしてきちゃうなと思う」とうなずいた。
そして、剛が吉田拓郎の新曲のアレンジ発注を受けていることを明かしたうえで、「拓郎さんがコロナを経験してきて感じたことが色濃く出てる。ちょっと悲しいフレーズがポロッと入ってたりしていて、家で泣きそうになっちゃって」と言うと、光一は「わかる。拓郎さんに作ってもらった『全部だきしめて』も今聴くと泣けるし、キュンキュンしちゃう」と話す。
それに対して、「当時我々は暗かったですからねえ。年取ったんですね、早い話」と、2人が笑い合う姿が印象的だった。
25円でCMに出演!?
25周年イヤーには、様々なプロジェクトが用意されていることも発表され、その1つが、KinKi Kidsが契約料25円(税別)でCM出演するというもの。また、このCMで流れる楽曲は久しぶりに2人が作詞作曲を担当する。
剛は「コロナ禍で音楽を続けられなくなって辞めた仲間もいるし、生活環境が変わってしまった会社の方々もたくさんいると思うので。今年から盛り上げて明るい時代にしたいなっていう想いをその会社や商品と一緒に伝えていければいい」と語り、光一も「KinKiって出演料高いんでしょって思われていた方も、本当に25円で出ますから。商店街の一角にある練り物屋さんのCMでも全然やります。事務所が引いて、その二等分が僕らのギャラですからね(笑)。僕らも25周年なのでたくさんの方に協力したいし、ありがとうの恩返しをしたい」とコメントした。
さらに他のプロジェクトについては、光一が「すべて形にするのは難しいかもしれないけど、それらが形になったら喜んでもらえると思うので楽しみに待っていてください!」と呼びかけた。
ファンに直接伝えた25周年の感謝
ライブも終盤戦。新年に相応しい楽曲「Happy Happy Greeting」や、「愛のかたまり」「Family~ひとつになること」を披露した。
続いて、ステージ中央の大型モニターに、KinKi Kidsのデビューから現在に至るまでの楽曲やライブ映像が流れると、ハンカチで涙を拭うファンの姿も多かった。
映像の終わりとともに「Anniversary」を歌い始める。さらに曲の途中でステージの大型モニターが開いて、オーケストラが登場。その重厚な演奏とKinKi Kidsのハーモニーが重なり、東京ドームを包み込んでいった。
ライブの最後の挨拶には、ファンと共にあった25周年に感謝の想いが溢れていた。
光一「貴重な元旦という日に、しかもこんな急遽なお知らせにも関わらず、参加していただいたことに心から感謝を申し上げたいと思います。私事ですが、毎年(元日の)誕生日を祝ってもらえることが嬉しいことですし、なによりも2022年はKinKi Kidsにとって25周年だということ。その感謝を多方面の方々に伝えていくことかなと思っております。2人の活動も増えていくと思いますし、そういった時間をみなさんと共有していければいいなと思っておりますので、25周年のその先もどうか我々について来てほしいなと思います」
剛「僕たちは今までいろんなステージに立ってきました。そして、色んな時代を歩いてきました。そのときに、いつも傍にいてくださったのは、応援してくださる皆さん。そんな皆さんにも家庭ができたり、月日はどんどん移り変わっていって。それでも、こうして一緒に居てくださる方たちがいて、大変な時代のなかでKinKi Kidsと一緒に時間を過ごしてくださる方がこんなにいるんだということに幸せに感じていますし、感謝しています。2022年はみんなにとっても、僕らにとっても、愛の一年になるといいなと思っています。一緒に歩いていきましょう!」
そしてラストナンバーに選んだのは、デビュー曲「硝子の少年」。オーケストラとピアノの演奏に乗せて、KinKi Kidsの歌声がペンライトの揺れる会場に染み渡っていった。
どんな状況下でも、与えられた環境で最大限のエンターテインメントを提供する。2時間20分の贅沢な空間を堪能したライブだった。2人のプロとしての姿勢と想いに感謝を伝えるように、幕が下りたあとも、しばらく拍手は鳴りやまなかった。
取材・文/吉岡 俊
KinKi Kidsが伝えたエンターテインメントへの思い
https://t.cn/A6JLSFPJ
今年、CDデビューから25周年を迎えたKinKi Kidsが、6年ぶりとなる元日の東京ドームコンサートを開催した。
1998年に初めて東京ドームでのライブを行ってから、今回で24回、公演回数は59回となり、自身の持つ「単独アーティストによる東京ドーム最多公演数」の記録を更新。そんなメモリアルなライブは、コロナ禍の影響もあり、ジャニーズでは異例のステージだった。
——キンキらしいやりとりに笑いも
舞台上には、ピンスポットが当たったグランドピアノ一台。1曲目「新しい時代」のイントロを弾き始めると2人が登場した。
曲終わりには、光一が「さて、新しい時代が始まりました。こうして急遽決まった我々のコンサートなんですけど、こんなにも来ていただいてありがとうございます」と挨拶。
そんな姿を横で見つめていた剛は、「まま、座れば?」と光一に言いながら先にイスに座り始めると、「君の家みたいな言い方しないでくれる(笑)」とツッコミ。キンキらしいやりとりに観客から笑いがこぼれた。
今回のライブは昨年11月に発表されてから、準備期間があまり取れないなかで進められた。結果的にピアノ一本で行うことに、光一は「ものすごい贅沢な使い方じゃないですか。今回はもうピアノ演奏者の園田さん頼りだからね」と笑いながら話すと、剛は「ただ我々も女性でいうと、ノーメイクの素顔に近い状態ですよ」とコメント。
プレッシャーを感じている様子を見せながらも、剛が「ピアノ1本だから、いつもとは違う歌に聞こえると思う。いかにプロだっていうところを見せますよ」と意気込む。その後、「to Heart」「スワンソング」をピアノアレンジのバージョンで披露した。
——コロナ禍でのライブエンターテイメントへの思い
MCでは、このライブの前日に同場所で2年ぶりに行われた「ジャニーズカウントダウンコンサート」の話題へ。
総合司会としてライブを盛り上げた2人。光一は、「やっぱり若いグループだとファンも若い子が多いじゃない。そういう若い子が思わず漏れ出ちゃう声を押さえながらも楽しんでる姿がとても素敵な空間でした」と話す。
これに剛は「こういう姿勢をもっと世の中の人に見てもらいたい。ほかのアーティストの人たちもやればやるほど、いろいろ言われたりするけど、一生懸命にやってるやんか。イメージが先行して言いたくなる気持ちは分かるけど、今を一緒に生きてるんだから、エンターテインメントを通して、1つになれている事実も知ってもらいたいと思う」と訴えた。
その一方で、「1グループの人数も多いからね、お年玉がえげつない。昨日だと我々が一番上になっちゃったから、そうなるじゃない。デビューしてない子達もいるからね。計算していく段階で、もうしんどかったよね」と剛が切り出すと、光一も「すんげー出費だった」と声を合わせて、年長グループの役割の大変さも笑いながら語っていた。
——コロナ禍で変わった「楽曲の響き方」
また、コロナ禍で自分たちの楽曲の響き方も変わってきたという。
「雪白の月」を歌い終えると、光一が「この曲が収録されたのはコロナ前だったけど、音楽や歌詞がすべてそこに寄り添っているように聞こえる部分があるよね」と感想を話すと、剛も「別れの曲でラブソングなんだけど、好きな人ほど近くにいけないとか、手を繋げないとか抱きしめられないとか。ラブソングのなかにあるそういうのが、不思議な響き方をしてきちゃうなと思う」とうなずいた。
そして、剛が吉田拓郎の新曲のアレンジ発注を受けていることを明かしたうえで、「拓郎さんがコロナを経験してきて感じたことが色濃く出てる。ちょっと悲しいフレーズがポロッと入ってたりしていて、家で泣きそうになっちゃって」と言うと、光一は「わかる。拓郎さんに作ってもらった『全部だきしめて』も今聴くと泣けるし、キュンキュンしちゃう」と話す。
それに対して、「当時我々は暗かったですからねえ。年取ったんですね、早い話」と、2人が笑い合う姿が印象的だった。
25円でCMに出演!?
25周年イヤーには、様々なプロジェクトが用意されていることも発表され、その1つが、KinKi Kidsが契約料25円(税別)でCM出演するというもの。また、このCMで流れる楽曲は久しぶりに2人が作詞作曲を担当する。
剛は「コロナ禍で音楽を続けられなくなって辞めた仲間もいるし、生活環境が変わってしまった会社の方々もたくさんいると思うので。今年から盛り上げて明るい時代にしたいなっていう想いをその会社や商品と一緒に伝えていければいい」と語り、光一も「KinKiって出演料高いんでしょって思われていた方も、本当に25円で出ますから。商店街の一角にある練り物屋さんのCMでも全然やります。事務所が引いて、その二等分が僕らのギャラですからね(笑)。僕らも25周年なのでたくさんの方に協力したいし、ありがとうの恩返しをしたい」とコメントした。
さらに他のプロジェクトについては、光一が「すべて形にするのは難しいかもしれないけど、それらが形になったら喜んでもらえると思うので楽しみに待っていてください!」と呼びかけた。
ファンに直接伝えた25周年の感謝
ライブも終盤戦。新年に相応しい楽曲「Happy Happy Greeting」や、「愛のかたまり」「Family~ひとつになること」を披露した。
続いて、ステージ中央の大型モニターに、KinKi Kidsのデビューから現在に至るまでの楽曲やライブ映像が流れると、ハンカチで涙を拭うファンの姿も多かった。
映像の終わりとともに「Anniversary」を歌い始める。さらに曲の途中でステージの大型モニターが開いて、オーケストラが登場。その重厚な演奏とKinKi Kidsのハーモニーが重なり、東京ドームを包み込んでいった。
ライブの最後の挨拶には、ファンと共にあった25周年に感謝の想いが溢れていた。
光一「貴重な元旦という日に、しかもこんな急遽なお知らせにも関わらず、参加していただいたことに心から感謝を申し上げたいと思います。私事ですが、毎年(元日の)誕生日を祝ってもらえることが嬉しいことですし、なによりも2022年はKinKi Kidsにとって25周年だということ。その感謝を多方面の方々に伝えていくことかなと思っております。2人の活動も増えていくと思いますし、そういった時間をみなさんと共有していければいいなと思っておりますので、25周年のその先もどうか我々について来てほしいなと思います」
剛「僕たちは今までいろんなステージに立ってきました。そして、色んな時代を歩いてきました。そのときに、いつも傍にいてくださったのは、応援してくださる皆さん。そんな皆さんにも家庭ができたり、月日はどんどん移り変わっていって。それでも、こうして一緒に居てくださる方たちがいて、大変な時代のなかでKinKi Kidsと一緒に時間を過ごしてくださる方がこんなにいるんだということに幸せに感じていますし、感謝しています。2022年はみんなにとっても、僕らにとっても、愛の一年になるといいなと思っています。一緒に歩いていきましょう!」
そしてラストナンバーに選んだのは、デビュー曲「硝子の少年」。オーケストラとピアノの演奏に乗せて、KinKi Kidsの歌声がペンライトの揺れる会場に染み渡っていった。
どんな状況下でも、与えられた環境で最大限のエンターテインメントを提供する。2時間20分の贅沢な空間を堪能したライブだった。2人のプロとしての姿勢と想いに感謝を伝えるように、幕が下りたあとも、しばらく拍手は鳴りやまなかった。
取材・文/吉岡 俊
#櫻井孝宏# 『劇場版 呪術廻戦 0』櫻井孝宏、緒方恵美と中村悠一に想像した以上のものを「引き出してもらった」
人気アニメシリーズ初の映画化作品となる『劇場版 呪術廻戦 0』で最悪の呪詛師・夏油傑(げとうすぐる)の声を担当する櫻井孝宏が、「単純な悪ではない」と語る夏油の魅力、そして本作主人公・乙骨憂太の声を担当した緒方恵美、五条悟役の中村悠一と共演した時を振り返った。
芥見下々原作による人気コミック「呪術廻戦」の前日譚となるエピソード「呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校」を映画化した本作は、事故で失った幼なじみの呪いに苦しむ高校生・乙骨が、東京都立呪術高等専門学校に編入し、呪いを解こうと歩みだす物語が展開する。
櫻井が演じる夏油傑は、かつて百人以上の一般人を呪殺した最悪の呪詛師。「呪術師の楽園実現」のために、呪術テロ事件「百鬼夜行」を引き起こし、世の中を混乱に陥れる存在となる。本作が映画化されることについて、「もともとは短いお話だったので、映画化は想像してなかったです」と語る櫻井は、「でもそこは劇場版ならではの味付けというか。テレビシリーズを観ていて、追ってきた人にとっては、ちょっとグッとくるようなシーンもプラスアルファされていました」と感じているという。
夏油傑 - (C) 2021 「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 (C) 芥見下々/集英社
テレビシリーズでは、特級呪霊と結託するなど怪しい動きを見せていた夏油だが、今回の劇場版では、主人公に立ちはだかる敵として大きくクローズアップされている。そんな夏油のことを、櫻井自身は単純な敵役、悪ではないと感じている。
「主人公たちとの対立構造があって、どちらかというと悪の側なので、見え方的には“悪役”という風に置かれてしまいますが、いわゆるステレオタイプの悪というよりは、理由と事情があってそうなったということもあります。そういう意味で、五条と夏油の関係性というのも重要なポイントになっていると思います。だからことさら悪くしようという意識はなかった」とその役づくりについて明かす。
今回共演した、乙骨役の緒方については「乙骨が憑依(ひょうい)しているような、緒方さんそのものの姿も乙骨だったなというふうに思いました。今回、緒方さんもおっしゃっているように、乙骨はポンコツ状態からスタートして、そこから一気にかけ上がっていくような難しい表現を求められました。それを全身で表現されていて、本当にしびれました。これまで何度か緒方さんと共演させていただいてますが、乙骨のようなセンシティブな役柄の緒方さんの演技を目の当たりにするのは初めてに近かったと思います。ただただすごかったです。収録の時も、横目でチラチラ見ながら、という感じでしたからね」と笑顔を見せる。「乙骨(緒方)、五条(中村)と一緒に収録できて良かったです。熱いシーン、エモーショナルなシーンが特に顕著ですが、本番時の迫力や臨場感に、自分の想定以上の表現をお2人に引き出してもらったように思います。たぶんひとりだったらこのニュアンスは出せなかっただろうなという感覚を味わいながら収録に臨めたので、わたしとしてはとても充実した時間を過ごさせてもらいました」と充実したアフレコだった様子。
周囲の反響を受け、あらためて「呪術廻戦」の人気ぶりを感じることが多いそうで、「作品ファンの皆さんの、この『劇場版 呪術廻戦 0』への熱意は、ひしひしと伝わってきてます。テレビシリーズからいい流れが作れているので、私としてはそこに、そのままいい形で乗れるようにできたらなと思っていましたが、フィルムそのものが最高ですし、音楽もキャストの皆さんの表現も素敵です。この素晴らしいクオリティーのアニメーションを、映画館の良い環境でたくさんの方に観てもらいたいですね」と語ると、「クリスマスイブに物騒なパーティーを催してしまいますが、よかったら劇場に足を運んでください」と観客にメッセージを送った。(取材・文:壬生智裕)
人気アニメシリーズ初の映画化作品となる『劇場版 呪術廻戦 0』で最悪の呪詛師・夏油傑(げとうすぐる)の声を担当する櫻井孝宏が、「単純な悪ではない」と語る夏油の魅力、そして本作主人公・乙骨憂太の声を担当した緒方恵美、五条悟役の中村悠一と共演した時を振り返った。
芥見下々原作による人気コミック「呪術廻戦」の前日譚となるエピソード「呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校」を映画化した本作は、事故で失った幼なじみの呪いに苦しむ高校生・乙骨が、東京都立呪術高等専門学校に編入し、呪いを解こうと歩みだす物語が展開する。
櫻井が演じる夏油傑は、かつて百人以上の一般人を呪殺した最悪の呪詛師。「呪術師の楽園実現」のために、呪術テロ事件「百鬼夜行」を引き起こし、世の中を混乱に陥れる存在となる。本作が映画化されることについて、「もともとは短いお話だったので、映画化は想像してなかったです」と語る櫻井は、「でもそこは劇場版ならではの味付けというか。テレビシリーズを観ていて、追ってきた人にとっては、ちょっとグッとくるようなシーンもプラスアルファされていました」と感じているという。
夏油傑 - (C) 2021 「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 (C) 芥見下々/集英社
テレビシリーズでは、特級呪霊と結託するなど怪しい動きを見せていた夏油だが、今回の劇場版では、主人公に立ちはだかる敵として大きくクローズアップされている。そんな夏油のことを、櫻井自身は単純な敵役、悪ではないと感じている。
「主人公たちとの対立構造があって、どちらかというと悪の側なので、見え方的には“悪役”という風に置かれてしまいますが、いわゆるステレオタイプの悪というよりは、理由と事情があってそうなったということもあります。そういう意味で、五条と夏油の関係性というのも重要なポイントになっていると思います。だからことさら悪くしようという意識はなかった」とその役づくりについて明かす。
今回共演した、乙骨役の緒方については「乙骨が憑依(ひょうい)しているような、緒方さんそのものの姿も乙骨だったなというふうに思いました。今回、緒方さんもおっしゃっているように、乙骨はポンコツ状態からスタートして、そこから一気にかけ上がっていくような難しい表現を求められました。それを全身で表現されていて、本当にしびれました。これまで何度か緒方さんと共演させていただいてますが、乙骨のようなセンシティブな役柄の緒方さんの演技を目の当たりにするのは初めてに近かったと思います。ただただすごかったです。収録の時も、横目でチラチラ見ながら、という感じでしたからね」と笑顔を見せる。「乙骨(緒方)、五条(中村)と一緒に収録できて良かったです。熱いシーン、エモーショナルなシーンが特に顕著ですが、本番時の迫力や臨場感に、自分の想定以上の表現をお2人に引き出してもらったように思います。たぶんひとりだったらこのニュアンスは出せなかっただろうなという感覚を味わいながら収録に臨めたので、わたしとしてはとても充実した時間を過ごさせてもらいました」と充実したアフレコだった様子。
周囲の反響を受け、あらためて「呪術廻戦」の人気ぶりを感じることが多いそうで、「作品ファンの皆さんの、この『劇場版 呪術廻戦 0』への熱意は、ひしひしと伝わってきてます。テレビシリーズからいい流れが作れているので、私としてはそこに、そのままいい形で乗れるようにできたらなと思っていましたが、フィルムそのものが最高ですし、音楽もキャストの皆さんの表現も素敵です。この素晴らしいクオリティーのアニメーションを、映画館の良い環境でたくさんの方に観てもらいたいですね」と語ると、「クリスマスイブに物騒なパーティーを催してしまいますが、よかったら劇場に足を運んでください」と観客にメッセージを送った。(取材・文:壬生智裕)
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